妙音橋から清滝駅へ



妙音橋を渡った先には高尾保養院東京高尾病院がある。


右手は杉林で左手は紅葉との対比を見せている6号路。


しばらくぶりに建物がある場所で左手を流れていた奥の沢は、道の右手を流れるようになる。


小さな紅葉が目を楽しませてくれるが、そろそろ山の夕暮れが近づいてきた。


そのうちに清滝駅に着くと、満員のケーブルカーが戻ってきていた。清滝駅は傾斜がきつくないため、ケーブルカーの方が前のめりになっている。



清滝駅の横には稲荷山コースへの登り口があった。稲荷山コースは6号路と殆んど平行しているが、相互の行き来は山頂近くの一ヶ所抜け道があるのみで出来ない。


稲荷山コースも登り始めたら途中に逃げ道は無いので、一気に高尾山山頂まで登る道である。ウォーキングマップには3.1kmの行程で上り90分とあった。今来た6号路より200m程短いようだ。



高尾山に登るときには遠くから通り過ぎただけの清滝駅だったが帰りには近くに寄って見る。ケーブルカーもエコーリフトもここでチケットを買う。


駅の前面にエコ天狗が設置されていて、683万円の寄付が集まっているとの事だった。すぐには何の事か判らなかったが、auの携帯と一緒に歩くと1kmにつき1円が寄付されるというもので、高尾の緑のために使われるというもの。私の携帯がauでは無いのと、専用のアプリが必要とかで、寄付できる環境ではなかったが、よく見ると期間そのものが1週間前に終わっていた。