ケーブルカー高尾山駅
エコーリフトの山上駅を過ぎたあたりは横に滑り止めの筋が入れられた道になっている。結構下から見ると空が開けているように見えるが、Googleの上空写真で見ると一面の山肌にしか見えない。
ここにも童子像があった。参道に全部で36童子あるらしいのだが、それぞれに寄贈した人の名が書いてあるので、今後の寄贈者はまた別の座っている童子像でも立てるのだろうか。
エコーリフトの方は左手に駅があって視界も開けていたが、ケーブルカーの方は右側が開けてくる。実はケーブルカーは左の山の下を貫けて右手の高尾山駅に到達しているのだ。
ケーブルカーの高尾山駅への入口が見えてきた。前方の丸い建物は無料展望台「ビアマウント香住山上店」。
右手を見ると道路の下から湧き上がるように位置するケーブルカーの高尾山駅が見えた。
ケーブルカーの高尾山駅前から見える景色はエコーリフトの山上駅とは反対側の西側の景色になる。富士山や大山が見える方向なのだが少し靄がかかっている。
高尾山駅には発車を待つケーブルカーが待機していた。半分トンネルに体を隠したケーブルカーの上には、先ほど通った道の手すりが少しだけ見える。
高尾山駅前には高尾山遊歩マップなる案内図があって、高尾山山頂から小仏城山を経て相模湖駅に至る、とんでもないルートの説明が載っていた。ここからでも5時間強の行程だ。相当の健脚ならともかく私の足では到底行き着けない距離に思える。
高尾山駅前の広場からは北西方向が見渡せ望遠鏡も完備されている。右の江戸風の店は天狗焼を売っている香住(かすみ)山上店。
駅前広場から石段を登るとすぐに参道に合流するのだが、左手に上に登る緑色の階段がある。展望台入口と書かれた看板の上には手書きの「無料」 の文字が目を引いた。