首都圏一望 展望台



展望台入口の看板の下には「キッチンむささび」の手作り感満載の看板がぶら下がっている。


緑の階段を登って行くとイスとテーブルが沢山あるスペースに出た。まだ朝早いのでイスとテーブルが広がってはいなかったが、広がってしまうと展望台に行き着くのは少し苦労がありそうだ。無料と書いていなければ立ち入るのにちょっと躊躇する雰囲気の大展望台。


展望出来る景色から言えばこの無料展望台が高尾山で一番見晴らしが良い絶景スポット。山頂の方が標高は高いのだが、こちらの方が障害物が少なく視野が広い。


それぞれの方向に望遠鏡が付いていて遠くも大きく眺められる。高尾山口駅前の案内地図には、この展望台の建物に 「かすみ台展望台」 の名前が付いていた。高尾山商店会案内図の地図では 「ビアマウント香住山上店」 と紹介されていた。夏季にはビアガーデンとして夜景を楽しむ人達が訪れる。ケーブルカーも通常は最終5時15分最終が夏季には夜9時15分まで伸びる。


北方向は中央自動車道八王子インターがあり、後ろの山並みを見ると紅葉がまだ少し残っていた。


東方向は八王子市街ともう少し空気が澄みきれば新宿、池袋の高層ビル群も見える方向になる。


展望台から降りる階段にパワーフードの文字があった。高尾山がパワースポットである事は多くの霊能者と称する人達が述べている事なのだが、パワーフードなるものも存在する事が知られている。普段食べているホットドッグでも、高尾山で食べるものは霊力が加わる事は何となく想像できる。



緑の階段を下りて参道へ合流する道を進む。


大見晴台(ビジターセンター)まで1.8kmとある。大見晴台とは高尾山山頂の事なのだが、何故、山頂と書かれていないのかは不明。



短い敷石の道を行くとすぐに表参道1号路と合流する。合流する場所が少し広くなっていて 「かすみ台」 という場所。名前から霞と思ってしまうが香住が正解。かすみ台からは南方向の絶景が展望できる。


かすみ台の北側に 「ぢゃたき」 と刻まれた古い石漂が立っている。隣には自然研究路2号路・蛇滝・蛇滝口バス停と書かれた道標が立っている。
寄り道にはなるが蛇滝まで足を伸ばして見ることにした。