薬王院大本坊
薬王院本社を経て高尾山山頂への階段の下に大本坊へ下がる階段がある。
こちらが高尾山大本坊の黒門。こちらに参拝は出来ない。
僧侶専用門の為一般の方の出入りはご遠慮下さい。と立て札にある。
特別の用事がある場合以外は立ち入らないようにとの注意書きがある。精進料理を頂きたいときは、時期によっては予約なしでも、中の客室でいただく事が出来るそうだ。
この階段を登れば山頂方面に行けるのだが、大本坊の方から石段を登ってくるときに、本堂の壁に掛かっている、巨大な天狗の顔が気になった。
薬王院本堂の前面に掛かる巨大な天狗の顔が気になった。この緑の天狗は鳥のくちばしを持っている小天狗。横から見るとものすごい迫力である。
小天狗を真正面から見てみると結構可愛い顔をしていた。巨大面として作ってあるためか目の部分に穴が開いている。
向かって右手には長い鼻の大天狗の巨大面が飾っている。こちらの顔もすごい口元と眼光で迫ってくる。気の弱い子供なら泣き出しそうな迫力である。
本堂前面中央の木彫りの龍も素晴らしい出来だと改めて再認識した。
本堂は十分満喫したので、いよいよ本社を抜けて、高尾山山頂を目指すため、石段を登る事にする。
本社への石段の両脇には36童子の像が左右の崖に並んでいる。36童子にはそれぞれ名前があり、姿や持ち物もちがうので見る人が見ればすぐに区別も出来るはずだ。