旧江の島植物園と旧展望台


江の島マニアック
江の島植物園の歴史は明治元年にイギリスの貿易商サムエル・コッキングが江の島神社の供御菜園を洋式庭園の形式で造ったのが始まりです。

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この写真がサムエル・コッキング氏で、彼の奥様は日本人であったが、島の子供たちが植物園内に柵を登って遊ぶと真っ赤な顔をして追いかけて来たそうだ。草花を愛する気難しそうな風貌だが、盆栽を愛するどこかのオヤジと共通するものがあるのだろうか。江の島植物園は、その後所有者が転々と変わり昭和24年(1949年)藤沢市によって一般開放されました。

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現在、園内には江の島の温暖な気候で育った熱帯の植物が多く育っています。
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公園内の小道は本物の熱帯の様。
江の島がかなり温かい所だと判ります。



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園内には小動物園や小さな熱帯植物温室と遊園地もあり子供連れにも楽しい場所となっています。280種800本の椿も有名。

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左の写真は江の島植物園のベンチからの景色で橋の真正面に植物園があることが判ります。

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しかし、何といっても圧巻は江の島の灯台として建てられた大展望塔で、360%の大パノラマが楽しめます。


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この灯台も老朽化が進み取り壊しが検討される段階となってしまいました。

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しかし、一度でもこの眺望を味わった人なら誰でも残念に思うでしょう。
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右上は江の島ヨットハーバー白灯台。左は江の島大橋です。

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大展望塔は今や江の島の象徴ですから補修、再建等何らかの形で残して頂きたいと思います。



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江の島の展望塔はもともと灯台として作られたので、最上階にはこの様な回転するライトが設置されています。
普段は役目を終えているため点滅する事はありませんが、展望塔のライトアップの時のみ点滅して、かつての勇姿を表します。

この展望塔からの360%大パノラマはこのページの江の島ぐるっと360%の大展望塔で見れますので是非ご覧ください。

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土地の古老の話ではかつて富士の見える風景は日常のものであったが、現在では冬か朝方しか見えなくなってしまったと嘆いていた。

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写真は3月の非常に風の強い日に風が雲を吹き飛ばしてしまい運良く見ることが出来ました。

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もちろん下を見ると園内の様子も見ることが出来ます。



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江の島植物園の温室が見えます。

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江の島大師の丸い屋根もすぐ近くに見えます。

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植物園前にはガーデンパーラーがあって休憩出来ます。
展望塔の詳細はこちら