聖天島
かながわ女性センター
聖天島(しょうてんじま)はもともとは2つの小さな島でしたが、東京オリンピックのヨット競技のための
ヨットハーバーを作る際埋め立てられ現在は岩の上部のみが残されています。
プロムナードから聖天島を望む
埋め立てられる前も渡れる様に簡単なコンクリートの渡り橋が付いていたそうです。
聖天島の名は2つの岩の形が観喜天の姿に似ていることから付けられたそうです。
今も小さな社が残り中には良真上人像が安置されています。
かつては砂浜と海でしたが、現在は埋め立てられて地続きになりました。現在は聖天島公園と呼ばれ左方の木立が聖天島。
埋め立てられた聖天島公園の中にあるトイレ。空いていて綺麗です。
右は絵葉書に残された埋め立てられる前の聖天島を山の上から撮影したもの。
この写真も絵葉書ですが、ここでは一部聖天島までコンクリートで埋め立てられた様子がわかります。
この写真は2000年現在の聖天島を山の上から撮影したもの。
ヨットハーバーが作られ現在のように埋め立てられたのは昭和39年(1964)の東京オリンピックの年。中心のこんもりとした木立が聖天島です。
もう少しズームしてみました。島であった面影が残っているでしょうか。
かながわ女性センター
江の島の中に作られた「かながわ女性センター」。中にはホールの他、体育館などもあり、江の島の浮世絵展が開かれたこともある。
素晴らしい施設だが交通に難があり、夜の演奏会等は難しい。休日の昼の催し物などは場所柄楽しい。
かながわ女性センターの裏にある砲台跡の筈だが、もう跡形もありません。
第二次大戦中に軍に接収され2軒が引っ越したそうです。トンネルがあって銃器を運んだりしたらしいです。
崩壊落石の危険ありとされて閉鎖。
その後、倉庫が建って廃墟のような事に。砲台跡のその跡といったところです。
前面の駐車場はもちろん以前は磯であり埋め立てられた場所。
ちなみに反対側、西裏漁港の裏にある砲台跡は残っています。磯づたいに行くのも、山から下りるのも普通の靴では無理です。べんてん丸からよく見えますのでその方が良いでしょう。
右の写真は穴の部分を拡大したところ。