釜の口、水道口とウノクソ
外堤防の灯台から見て反対側の道を降りると釜の口と水道口と呼ばれる磯に出る。ここは釣り場として親しまれていて、時期によりメジナ、サヨリ、サバ、アジ、クロダイ、ウミタナゴなどが楽しめる。投げ釣り遠投で石鯛を狙う人もいるが、最近は大きいのは釣れていないようだ。
最近は使われていないがかつてのイケスの跡。落ちない様に鉄柵があるイケスと木の蓋がしてあるイケスがある。
釜の口、水道口と歩いてくるとウノクソと呼ばれる岩場に出る。ここは磯遊びに絶好の場所で、ヤドカリ、かに、いそぎんちゃく、小魚と小さい子が網を持って遊ぶのに最適です。
岩場には貝が張り付いていて足を切る事も考えられるので要らない靴下を2枚重ねで履いて遊ぶ事をお奨めします。
自由に岩の間を歩けて便利です。
岩場の代表的な貝の御紹介。
まず左は岩の間にいる岩ガキです。
右の写真はまつばがいと呼ばれる一枚貝。似た別の貝も沢山います。
左の写真はひざらがい。昆虫の様にも見えますが貝です。
岩場の愛嬌物。フナムシ。足が速いのがゴキブリを連想させもしますが、団体で行動するのが特徴。特にメスは団体行動をします。オスは時々はぐれ者がいる。この写真はオスですがメスは釣りの餌が無くなってきたときは十分使えます。しかし、最近の魚はオキアミとかアミエビとか美味しい物をたらふく食っているので食いはかつての様ではないようだ。
なおオスメスの区別は色が少しオレンジがかり派手で体の周りが硬いのがオス。逆に黒っぽく体が柔らかいのがメス。