奉安殿


江の島マニアック
辺津宮の隣りにある奉安殿は奈良の法隆寺夢殿をモデルに建てられ源頼朝が寿永元年(1182年)に寄進したと伝えられる八臂弁財天(はっぴべんざいてん)と江戸時代に寄進された裸弁財天(はだかべんざいてん)そして十五童子などが収められています。

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裸弁財天は俗称で正式には琵琶を横に持った姿から妙音弁財天(みょうおんべんざいてん)が正式名称です。

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八臂弁財天

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十五童子

これらの像は神奈川県の指定文化財に指定されており、特に裸弁財天は日本3大弁財天の1つで、鎌倉江の島七福神と藤沢七福神も兼ね、1999年には新たに相模七福神にも加えられるなど、まさにもてもてなのです。
妙音と呼ばれるだけあって、歌舞音曲を生業とする物には江戸時代より特に信仰を集めています。

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これは印度の留学生が奉納した木彫弁財天像。
1000年前の作とされています。

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右の写真は初春の奉安殿。

一番上の写真は秋の奉安殿。