極近未来ジャーナル by Rei Kosugi
極近未来ジャーナル2
極近未来ジャーナル2 (2007/04/27 19:12)
- 時
- 今日+xx日 8:40pm
- 所
- 渋谷 道玄坂のとあるラウンジ
登場人物
- NHG
- (日本放送業会) 非常勤嘱託 R翁 ほとんど病気
- NHG
- 企画制作部 I氏 大ファン
- NHG
- 辣腕プロデューサー M女史 ファン
- フリー
- 新進脚本家 Iさん 末期
設定
全員りみファン、R翁とI氏はお互いそのことを知っている。
が、職場では成り行きで隠れりみファン(モジモジ)
M女史とIさんはカミングアウト?済み (エィウ~ ♪)
Iさんの立てた企画が「モロ没」となり、今夕は落ち込む彼の慰労会
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- R翁
- 「ワシゃみんなにタカられるためだけに出てきたんだよ。
ねえI君、どんな企画だったの?」 - Iさん
- 「連続テレビ小説です。実話をもとにした」
- R翁
- 「ほう、で主人公は誰? 題は?」
- I氏
- 「それが、R翁。 主人公夏川りみ。タイトルは『てぃだ』です」
- R翁
- (え...もろやな )「で、でッ 企画会議で没に?」
- M 女史
- 「それが理由ったら『時期早尚である』って。まるで役所よ」
- R翁
- (時期早尚って )「それで、君は何て言ったの?」
(I氏を責める目つきで) - I氏
- (汗)「たしかに、まだ評価は固まっていない人だし、
まだまだこれからだし...
ドラマにするなら大成してからのものじゃないかと」 - M 女史
- 「りみさんはとっくに大成してます。今はその上を目ざしているんです。
そんな建前ばっか言ってっから、うちの業会サンドバッグみたいに叩かれるのよ」 - I氏
- 「去年の紅白でもあんなことになっちゃったしなあ…」
- Iさん
- (目キラキラ)「あの方はね、もう普通の歌手が一生掛かるようなことをくぐってこられたんです。
それだけでもう十章立ての小説になります。」
(ゆっくり指を折りながら)
「今が第一部から第四部まで纏めるときです。
ああ、それにあの人、八十になっても九十になっても歌ってますよ絶対。ニャダショウショウ~♪って。
棺蓋いて評定まるですよ。皆さんそれまで待てます? 」 - R翁
- (そのテレビ小説見てみたいなあ)
「そうか今が同時進行ドラマなんだね」 - I氏
- 「・・・」(いずれ古謝さんのような重爆撃機みたいな貫禄の唄者になってくんだろうなあ。
惜しいような 見たいような) - M女史
- 「I君 まあ飲もう。もうこうなったら、てぃだの上がるまで飲み遊(あし)ぼよ。
てぃだが上がったら又、次の手を考えましょ」
それぞれの想いを胸に4人は二次会へ(ワンパターンの場所です)