極近未来ジャーナル by Rei Kosugi


極近未来ジャーナル1


極近未来ジャーナル1 (2007/04/22 20:15 )
:今日+xx日   4:30pm
:ビクター・エイサーテイメント本社第3役員会議室

出席者
: ビクター・エイサーテイメント 相談役   R翁
                    担当社員  I氏
    Rimi&カンパニー             M嬢
   ファンクラブ発起人有志          Iさん

会合のテーマ  :「ファンクラブでアルバムをつくろう!」
I氏
「今日皆さんに集まって頂いたのは、夏川りみファンクラブの運営について話し合っていただくためです。  ・・・相談役。」
R翁
「あいよ、 
皆さんご存知のように藤山さんはりみさんのことを40年に一度出るか出ないかの歌手だと言われた。
私も これまでの「歌手」の型にも枠にも収まらないようなことをあの人はこの先していくような気がします。
だからファンクラブも40年に一度出来るか出来ないかくらいのユニークなファンクラブにしたいんだ。 
いい考えがあれば我社はバックアップします」
Iさん
「りみさんって、まわりに人が多いほどノッてしまいます。
レコード(=CD)よりライブ、コンサート、ソロよりデュエット、グループで歌うと言い伝えになるくらいの凄い歌い方をします。
そんな中から1年に一度のペースでファンが選ぶベストソングがCDにあればいいなあ。
それと古今東西の曲でこんなのをりみさんに歌ってほしいという声もファンからいっぱい上がっています。」
I氏
「うん、ライブ会場のみんなが歌う曲もいいなあ、Rさんどうでしょう、ファンクラブカスタムというアルバムCDを来年にも出してみては?
多少録音ノイズがあっても楽しさと歌の力が感じられればそれも手作りの味だ。
買う人も多いと思う。うまくいけば次もね。」
R翁
「...うん、おもしろそうや、やってみなはれ。
そうですね、ファンクラブには手伝ってもらいますよ。 
他のCDと同じようにマネージはうちでやります。
I君、所定のギャラと経費はアルバム作りに参加した人たちにきちんと払うこと、ファンクラブの代表で動いた人たちにもね。
でな、ここからがミソだが、限定生産にするかどうかは別にしてファンクラブは出来たCDをまとめて買いなさい。
ここまででコストは分担してペイしてしまいましょう。ファンクラブとしては年会費を払うとファンクラブカスタムCDが何枚か送られてくる。
あるいはファンクラブ特価での買い増しオプションでもいい。ファンの周囲のひと達へのプレゼントやお土産や、あるいはプレミアムで譲る人もあるかもしれない。
その後に上がるCDの収益を経費を差っ引いて3者で分けましょう。
利益が上がればファンクラブのファンドが豊かになります。」
M嬢
「私はそのアルバムにりみちゃんの『すがる海峡…』3才バージョンもCDに入れてほしいなあ
りみ父さんにカセット貸してくださいとたのんでみましょうか』
I氏
「じゃあジャケットは縄跳びの握りをつかんで歌っているりみちゃんの写真ということで」
M嬢
「それはお母さんに頼んでみましょう」
Iさん
(CD作るのってどのくらい掛かるんだろう?
みんなに怒られないかなあ
ま、考えてても仕方がない  なんくるないさ~)

会合を終え本社を出,四名を乗せたタクシーは高円寺方面へ…

■極近未来ジャーナル by Rei Kosugi


夏川りみさんと遊ぼう