りみ島俳句同好会その1
りみ島俳句同好会への投稿
りみさんやりみ島に関する俳句、川柳を募集します。俳句、ハンドル名にコメントを添えて E-mailまでお送りください。
投稿されたあなたの俳句はりみ島俳句同好会の選者 松尾芭蕉布先生によって 後日、ページ上に掲載される事もあります。
掲載された場合、松尾芭蕉布先生の寸評がつきます。
あたたかき 明かりが灯り よかったよ | 作者: ゆーさん
2003/02/28(Fri) 20:34 |
ずっと 一人ぼっちだった第三分譲地にうるまさんが移住してくださり
暗闇にうるまさんの、家の明かりが映え本当に嬉しい気持ちを詠ったものです。 コメント:作者
|
|
素直に良かった良かった。人間一人では生きていけない事を身をもって読んだ句である。寒冷地でもないりみ島で"あたたかい"という言葉が出るなど余程寂しかったのであろうか。イヤイヤ、それではあまりに素直過ぎる。これは"アィタタ、気がかりな灯りを買ったよ"と読むべきであろう。一人で住んでいて道も暗かったので転んだりした時に灯りを付けなくてと作者は気になっていたのだ。
選者:松尾芭蕉布
|
太陽の唄 僕はいつでも 聴いてるもん | 作者: にいば
2003/02/27(Thu) 21:35 |
この星の全ての人々に向って、ふと宣言したくなりました。
コメント:作者
|
|
ちょっとスネた時に使う、"もん"を効果的に使った一句。たとえば、突っ込まれたときに「女の子なんだもん」と言ってその場を煙に巻く子もいるし、男なら「バカだもん」と言って逃げたりする。シルバーシートの前で「年寄りだもん」もある。でも、"もん"のどこが悪い。好きなら好きと言えば良いもん。たった一度の人生、もんもんとしていないで「愛を告白しよう」と言う御発展的な勇気を与える句なのである。もん。
選者:松尾芭蕉布
|
ほしの砂 ちゅらさおもひで さとみやげ | 作者: G仙人
2003/02/26(Wed)23:21 |
西表島の海岸には,失われつつあった星の砂がたくさんありました。観光客が持ち帰れば,帰るほど,どんどん砂は無くなり,ひいては環境が破壊されていきます。
ここは,美しい思い出だけを土産に,その場を立ち去りました。 ・・・というのは嘘で,ホントは持って帰って来てしまいました。今でもビンの中の「星の砂」を見ると,心が痛みます。 ・・・というのも言い訳で, この俳句の頭の文字を集めると, 「星美里」になります。 コメント:作者
|
|
星美里の芸名の名付け親は実はG仙人だった。今一つブレイクしなかった事に責任を感じて読んだ句。りみさんへの責任感から思い出すたび涙そうそうの筈が素直に言えず砂そうそうになってしまった。砂が環境にいかに役立っているかを知る作者は貝類による海水の浄化作用まで視野に入れて、その象徴である砂をお土産にしようと読んだのである。"ちゅらさお"とは砂浜でのシロギス釣りに使う"釣竿"をも指している。ダジャレと親父ギャグを組み合わせてからみつかせた力作である。
選者:松尾芭蕉布
|
すこやけき 頼みて尽きぬ りみどのに | 作者: 吉野や
2003/02/26(Wed)22:27 |
ハードなりみさんのスケジュールに、少なからず心配を持ちます。
コメント:作者
|
|
コメントから最近のスケジュールの過密さに心配する作者の句ではあるが、芭蕉布はあまり心配していない。つまり、人間の体というものはどうも早くから使い始めた機能ほど長く保ち続けることが出来るらしいのだ。後で無理して身に付けたものほど最後も早いという「神様ひどいよ」の不平等な話なのである。まあ、もともと不平等な世界にいらっしゃるわけだし、天才は最後まで天才なわけだから、体に気をつけるだけですね。風邪ひいたときに無理して声出したりすると心配だ。あぁ、やっぱり心配だヨ。芭蕉布、ちょっとマジになっちゃった。
選者:松尾芭蕉布
|
みなみかぜ いつの世までも 裾揺らし | 作者: 哲.nakano
2003/02/25(Tue) 23:45 |
最近ミンサー柄の衣装が多いりみちゃん。
りみちゃんが唄う時には、たとえ屋内であろうと暖かな南風が吹き、スカートの裾を揺らす。 まるで、「いつの世までも、あなたのために歌うわ」と言っているかのように。 コメント:作者
|
|
またまたミンサーのゆらぎに反応した句である。私芭蕉布もあの揺らぎは気になっているのだが、ハワイアンやリオのカーニバルと違いリ~ミンサーは歌につられて自然に揺らいでいるので聞いている人も一緒に何故か揺らいでしまうのだ。素直な綺麗な句に見えるが甘い。すべての文明も歌も風もCDも南風にのって来るので、こうなったら、りみ島に出来る"りみ島共同墓地"にいつの世までも一緒に入ろうねなどという熱烈ファンの超強力な句なのである。
選者:松尾芭蕉布
|
拍手を 打つ音がやまぬ りみの杜 | 作者: ゆーさん
2003/02/24(Mon)08:59 |
僕の家の隣に御鎮座あらませる、霊験あらたかな
りみ神社の神々しき杜に、りみちゃんの新曲「道しるべ」の大ヒットと、りみちゃんの健康・活躍を祈る島民の拍手が 朝夕と無く聞こえてくる様を詠ったものです。 コメント:作者
|
|
ほとんど病気の人達が拍手を打ち続けるとどうなるかという実験に果敢にも挑戦しようとした句である。実はりみ島の方々は拍手のし過ぎで手が腫れあがり実際に皆、整形外科に通っているのである。ほとんど病気の方達は全員、手の平打撲の怪我人であったのだ。そこでりみの杜にあるりみ島神社でかしわ手をクリックすれば一回のクリックで拍手2回。そして皆がクリックしまくった結果サーバーがフリーズして拍手がやまなくなったハイ状態を読んだ名句である。ハイハイ。
選者:松尾芭蕉布
|
こごちよく 水面をわたる 風と唄 | 作者: ゆーさん
2003/02/23(Sun)23:04 |
美しい りみ島の夕暮れ 吹き渡る
涼しく心地よい風と共に 美しくそして心を酔わせる りみちゃんの唄が流れ 一日の仕事の疲れ拭い去り、明日への力がわく そんな優美な時を詠いました。 コメント:作者
|
|
何と気持ちの良い句だろう。最初にここちよいと自分で宣言してしまった。物まね芸人が自信がないので「夏川りみです」などと最初に宣言してしまうのとは天と地ほどの差がある。こちらは何しろ歌が水面をパチャパチャ泳ぐのである。その際唄が風さえおこすのである。唄は水中にも潜りその渦は地球を振動刺激してりみ大陸を浮上させるばかりか龍巻となって空中都市リピュタをも出現させる奇跡を呼ぶのである。この奇跡に芭蕉布は体中スタンガンバリバリのシビレ状態でございます。
選者:松尾芭蕉布
|
着替えては ミンサのゆらぎ ちむゆらす | 作者: 吉野や
2003/02/23(Sun) 08:17 |
りみさんのコスチュームのゆらぎは快感のきわみなり。
コメント:作者
|
|
この句の真の意味をとらえたのはりみ島広しといえどこの私、松尾芭蕉布だけであろう。りみ島では公害を防ぐために煙突が空高く立てられている。その煙突を掃除するのが煙突掃除屋さんチムニーなのだ。仕事着は何故か無理やり夏川りみさんのサイン入りミンサーさ。仕事着に着替えたのは良いが揺らいじゃって揺らいじゃって、怖いよー。下から"そら見んさーい"なんて声も聞こえたりして。えっ、ちがうの?
選者:松尾芭蕉布
|
あら愛(かな)し あらあら愛し あら愛し | 作者: なちかさや
2003/02/20(Thu)00:37 |
姫様の御唄を聴きて。
コメント:作者
|
|
愛は"かな"と読む。それは作者のりみさんへの一途な愛であろう。"あい"と読んでしまうと"あ"が句の中に7回も出てきてあらあら状態になってしまうのだ。あれー、すでにあらあら状態ではないか!つまり、りみさんの事を思うと口をもぐもぐさせて何かを言おうとしているうちに五七五が終わってしまった、という句である。同じ言葉を繰り返しながらその遥か先にある究極の愛を伝えたい作者の超ドドンパ級の句であった。
選者:松尾芭蕉布
|
花見月 てぃだもほほえむ 空風景 | 作者:ザトウクジラ
2003/02/19(Wed) 22:40 |
「春」にはたくさん、「潮吹き」します。するとCDもたくさん売れます。
コメント:作者
|
|
このコメントは句とはとりあえず関係が無い。月が出るのは夜であるが、何と夜にも空に風景があった。これは星空などという単純なものではなく、夜目が自由に利く、誇り高き伝説の勇士、台湾の高砂族を歌った句である。つまり、たとえ暗闇であっても高砂族は昼間の太陽の下のように景色が見え、CDもジャンジャン売れるし、戦えるぞという勇者の句である。この"CDてぃだ"と"高砂族"を結びつけた作者の力量には脱帽するほかない。
選者:松尾芭蕉布
|
芭蕉布で ぬぐえど止まらぬ 涙そうそう | 作者:G
2003/02/17(Mon)22:04 |
思いっきり素直に見えるが先の投稿から何を考えているかわからぬ。えーと、えーと、逆さに読むと、何、嘘嘘涙。出不精は?何だ有名私立小学校のお受験か。
イヤイヤ今回は素直に泣けるほどの私への感謝と読んでおこう。 選者:松尾芭蕉布
|
夏と川 たとえ1みり わかつなよ | 作者:G仙人
2003/02/17(Mon) 20:30 |
夏川りみという名前は夏川だから素晴らしいのであって春川でも冬川でも具合が悪いのである。よもや、隅田川や荒川ではジョークにもならない。ナイル川なら良いかも知れない。"りみりみりみ"といいつづけると"みり"になったりする。そこでかつての芸名"星美里"やら1mmが出てくるのだがこの親父ギャグを芸術の高みに導く作者の感覚の鋭さは賞賛に値する。だが、私は、"わかつな"とはりみさんの大好物"若いツナ"つまりメジマグロを読んでいるのだという事を見逃さなかった。かつてりみの細道を一日50Km以上歩いた健脚から幕府の隠密説もある私も、さすがに見落とすところであったことを白状しよう。
選者:松尾芭蕉布
|
|
ちなみに先の句の種明かし。「なつかわ りみ」という言葉が,逆読みで使われているのです。
G仙人
|
|
ヒエ~。そ、それは、気づきませなんだ。私は性格が素直なので逆立ちは出来ないのじゃ。"りみりみりみ"が"みり"になるところで気づくチャンスだったのだが、一杯食ってしまいましたゾ。
選者:松尾芭蕉布
|
桜咲く 弥生の街に 道しるべ | 作者:哲.nakano
2003/02/13(Thu)00:25 |
桜とはキャンプ場に建つ紅白出場記念時計塔の桜模様を指す。散らせるものなら散らしてみろい、というばかりの決して散ることの無いりみ桜を、弥生の時期に咲いて散るソメイヨシノに逆説的に掛けて際立たせた作者の手法は見事の一言。
季語が二つあるように見えるが、決して散ることのないりみ桜は季語ではない。 道しるべも時計塔に咲く花びら街道のように思えるが、もっと超グローバルに考えたい。りみ時計塔はスペースシャトルからも見えるためNASAでも正確な航路の修正に利用しているという。火星人が目印にしたという記録もある。 選者:松尾芭蕉布
|