防衛大の訓練場を過ぎた所から浦賀港までの道を観音崎通りと命名したと大きな立て札が立っていた。
観音崎京急ホテルの手前に観音崎ボードウォークの案内があった。ホテルとスパの海岸側を木製デッキで歩きやすくしてある。木製は夏でも暑くならず昼寝には最適なのだが、名前からすると散策用で昼寝用ではないらしい。
観音崎ボードウォーク入口
JR横須賀駅から観音崎までの「うみかぜの路」で、自然の磯浜がある走水・観音崎地区は「海とあそぶ道」と位置づけられています。
遊歩道は景観を生かすためボードウォークが設置され、ブラジルを原産とする広葉樹・イペが使用されています。この木材は繊維の密度が高く、水に沈み、火に強く、虫食いにも強い材質です。素足で歩くこともできるヒトにやさしい道です。
東京湾を行き交う様々な国の船舶が間近に迫り、左前方の御所ヶ崎には日本武尊(やまとたけるのみこと)ゆかりの皇島(すめらざじま)や弟橘媛(おとたちばなひめ)が入水したといわれる「むぐりの鼻」を望むことができます。
大津行政センター市民協働事業・大津探訪くらぶ
観音崎遊歩道の絵地図と解説。ボードウォークの全長は580メートルとの事。自転車は進入禁止。
景色の良いこの辺りには観音崎京急ホテル、リゾート&スパ観音崎、横須賀美術館などの施設が並んでいる。
リゾート&スパ観音崎スパッソ。スパッソの前面は観音崎海水浴場になっている。
スパッソ前の県道209号線道路。この先右手に横須賀美術館がある。前方の山の上に見えるのは東京湾海上交通のコントロールセンター。
広々とした芝生を持つ横須賀美術館。美術館の向こう側は観音崎公園になっていて散策には気持ちの良い場所なのだろう。この日も企画展をやっていて大勢の人たちが美術館の芝生に面した喫茶で談笑していた。
観音崎海水浴場の右端に小さな突堤があって多くの釣り人達が竿をたらしていた。本当に釣り場の多い場所である。そこにこの案内地図が掲げられていた。JR横須賀駅から観音崎までの10,000mプロムナード うみかぜの路の地図で鉄柵のサビ具合と地図の新しさのコントラストがすごい。海の回廊と名付けられた三笠公園から猿島を経由して観音崎までの航路の案内もある。
小さな砂浜の向こうに白い灯台が見えた。間違えやすいのだが、この灯台は観音崎灯台ではなく東京湾海上交通のコントロールセンター。浦賀水道を通る大型船舶の交通案内をしている。観音崎灯台は山の向こう側に立っている。