岩本楼歴史資料館
岩本楼は歴史のある場所だけに歴史的に重要な様々なものが残っている。
その中でも、展示しておいても破損の恐れの比較的少ない物を資料館の中に展示してある。「蔵で人目に触れずにしまわれているよりも多くの人に見てもらった方が良いと」進言した方がいらっしゃったそうで資料館の開設に踏み切られたとの事である。
びわを奏でる弁財天 岩本楼蔵
小さな扉にも弁財天のお姿が
扉に描かれた童子
岩本楼がかつて岩本院と称し、別当寺であったころ使用された木魚。岩本楼 岩本亮一郎氏蔵
弁財天 十五童子画像 岩本楼 岩本泰明氏蔵
弁財天女画像 左比丘正法金対筆 完成五年十月
岩本泰明氏蔵
皇族方の御宿泊やご休憩の謝礼。金額を見るとかなり過分の謝礼を下さっている事がわかる。
銭枡
金銭を計算するための金枡の一種。
このほか大小さまざまの形の銭箱や銭鉢などもあった。
岩本楼 岩本楼 岩本亮一郎氏蔵
どちらの地図も写真で見ると判らないが一辺3mを超える。江の島ウォーカーも真っ青の超巨大地図である。
蜀山人近江八景短冊
蜀山人(太田南畝)が江戸末期寛政、文政の頃に岩本院富士見之間に宿泊した折に正面に江の島台の富士の山頂をさゝげ出たる岩本の院の一句を残して居り、記念として近江八景の歌を短冊に書き残して行った。
近江八景
栗津春嵐 瀬田夕照
三井晩鐘 唐崎夜雨
矢橋帰帆 石山秋月
堅田落雁 比良暮雪