
岩本院に伝わる江の島縁起本の一部
これらを作るのには相当の費用もかかったはずで時代背景を考察すれば、弁天信仰により戦勝祈願の戦国武将からの相当の寄進もあったのでしょうか?
時代もたっていますので修復も何度かされたと思われますが、文章と絵が順になっていないところもあります。おそらく修復の再、修復師が貼りあわせを間違えたものかとも思われますがここではそのまま掲載しています。
なお、絵の下にある数字は和紙の張り合わせ部を表しています。

江島神社に伝わる江の島縁起本の一部
左の絵は真名本(まなぼん)とは別に江島神社に伝わる江の島縁起本の一部で、江戸時代に岩本院の江の島縁起本を写本したものと考えられています。
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江の島縁起の全体写真と物語の内容は2000年11月「企画展 江の島縁起絵巻」パンフレットより 写真撮影:中野萬年氏