鶴見橋(つるみばし)
京浜急行のすぐ下流に鶴見橋があるが、様子が変わっている。幹線道路で大型車の交通が多いため低周波騒音の苦情でもあったのだろう。防音壁が上流側に付けられている。周辺にはマンションも増えたし交通量も増えたのだろう。昭和52年3月完成。
非常に交通量も多いが防音壁のために車の人も歩行者も上流側は何も見えない。大体、遠くから見ても、橋側から見ても防音壁くらい味気ないものは無い。
鶴見橋も下流から見ると防音壁が無いため普通の橋にしか見えない。やはり防音壁が無い方が橋は美しい。
芦穂橋(あしほはし)
昭和63年3月竣工の芦穂橋は遠くから見るとただの黄色い橋だが近づくと欄干が凝っているのがわかる。
欄干の柵が芦の穂の模様と想像。芦は稲科の植物で鶴見川には河川敷に無数に生えている鶴見川の代表的な植物。
タイル張りの歩道と橋端のタイルの欄干模様。天気も良いので橋も輝いている。
潮鶴橋(しおつるはし)
潮鶴橋は昭和63年3月完成なので芦穂橋と同時に出来た橋である。色も黄色で遠めには芦穂橋と区別が付かない。
欄干の柵の模様が鶴が羽を広げた形をしている。これはまちがいない。潮鶴橋の欄干には河口から1.5km と書いてある。本当に河口が近づいてきた。
中央分離帯の柵模様は波の砕ける様子だろうか。だとすると潮鶴橋が完成するのだが。
潮見橋(しおみはし)
黄色い橋が続いたので黄色くないと不思議な気もするが、潮見橋はシックで綺麗な橋だ。このあたりの鶴見川は水量は河口に近いので多いが河川敷部分が無いので橋の規模は意外と小さい。新横浜あたりには巨大橋が沢山あったので不思議な気もするが、土地の値段が高いのでかつての河川敷部分は護岸堤防で守られ有効利用されている。
潮見橋の欄干模様。水の波紋のような模様が連続している。潮見の言葉に関連するものは考え付かなかった。
潮見橋は歩道が非常に広く車道は一車線しかない。新しい町では普通の道路でも時々見かける方式だ。