新高木橋(しんたかぎはし)
鶴見川が大きく右側に迂回する先端にある新高木橋。直線化工事が完了すれば、新高木橋一帯はどうなるのだろうか。新高木橋があるのに高木橋が見当たらないのも気にはなった。
鶴見橋(つるみばし)
2010年現在この高木橋から下流が鶴見川直線化工事が完了している。鶴見川は落差が少なく蛇行が多いため、非常に洪水の多い川としてで恐れられた。この蛇行地帯の水を一気に流してしまおうというわけなのだ。
鶴見川の下流域には「鶴見川橋」や「臨港鶴見川橋」の他同じ名前のもうひとつの「鶴見橋」もある。ただこちらの鶴見橋は2007年3月完成の橋なので非常に新しい。かつての田園地帯も今では新住民が多く入ってきている。
鶴見橋から上流を眺めると左からの現在の流れとは別に正面を直線状に切り開いている最中だった。この一直線作戦はどこまで続くのか興味は尽きない。町田市に問い合わせれば計画は教えてくれるのだろうが。
こちらは鶴見橋から見た下流の様子。本流が一直線にする工事がすでに終了している。
無名橋
かつての鶴見川は斜め右に迂回していたが現在は左の直線状の川が本流である。右に入る流れは通常時にはほとんど水量は無いのだが再び本流と合流する副流として中州が出来た。普通の護岸路に見えるが下には枝分かれするかつての鶴見川本流が流れている。
兜橋(かぶとばし)
兜橋の周囲は鶴見川の直線化工事とあわせて分譲された多くの住宅が建っている。住民を災害からから守るためにも暴れ川を護岸整備する必要があるわけだ。
兜橋を正面から見てみる。
無名橋
先ほどのかつての鶴見川の流れが再び現在の本流に合流する場所に橋がかかっている。普通に歩いている人は歩道と一体化して気がつかないかもしれない。
ぐるっと回って対岸から見てみると確かに橋である。