
鶴見川源流 泉のひろば 泉の広場・水生生物管理会 町田市。
町田市は平成6年湧水の保全・活用及び源流域の紹介等を目的として「鶴見川源流泉のひろば(2,000 ㎡規模)」を開設。以降市民団体とともに管理を行っている。泉の広場の中で町田市の所有地はほんの一部で、殆どは私有地を町田市が借り上げ付近を整備しているという事だった。

生きものを池に放さないでください!
当地は鶴見川源流の水辺の生物の保全・繁殖地でのあります。ゼリガニ、カメ、コイ、他の河川の魚類など、外部から生きものを放さないでください。
善意による放流も生物系の錯乱につながります。泉の池の藻類の繁茂による濁りも、放流されたザリガニの繁殖によって巻貝の増加が抑えられてしまったことが一因。ご理解とご協力をお願いします。

御触書(おふれがき)
一輪車、二輪車、大八車を問わず、天下の公道なればこの地に留め置きしことを禁ず。此れを犯せし者は、ザリガニはさみの刑に処す。
水辺生物管理会代官
ザリガニに指を挟まれた経験がある者にはわかるのだが、中々の重罪である。しかし訪れようにも小山田バス停から歩くくらいしか訪れようが無いのが苦しいところ。

道路側から見た泉の広場一帯。注意していないと通り過ぎてしまうほど景色に一体化している。湧水に重大な影響があるとされた都市基盤整備公団による源流域のニュータウン開発計画の中止が平成15年7月、正式に発表された。