江の島埋め立て


左は江戸時代の江の島の地図です。
右の現在の地図と比べてみると東3分の1の白い部分は新たに埋め立てられた事が判ります。
埋め立てられた場所は北側の公園や緑地となっている部分から聖天島、神奈川女性センター、そしてヨットハーバー、白灯台の部分です。要するに平らな部分は殆どが埋め立て地と言う事になります。

江の島マニアック
江戸時代の地図

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現在の地図

下の写真は埋め立てられる前の江の島の写真で
古い絵葉書として残っているものです。
江の島の左にポコっと出ているのが聖天島。
周り一面は浅い磯が続いていて江の島でもっとも美しい磯と言われていました。
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江の島東浦の聖天島 View of Enoshima

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江の島東浦の聖天島 View of Enoshima

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江之島東浦の帰帆 Higashiura at Yenoshima.
岩屋、稚児ヶ淵に比べて残っている写真は少ないのですが、絵葉書として残っているこの写真は現在の白灯台から聖天島を眺めたところ。
写真の右にはサザエの良く取れた事から付けられたサザエ島という小さな島もあって美しさと共に豊かな海であったことがうかがえます。



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相州江之島 聖天島の遠望 VIEW OF SYOTENJIMA
この写真は同様にまだ埋め立てられていない聖天島を山の上から望んだ所です。
低い磯で、干潮時には簡単に歩いて渡れる様子がわかります。

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江の島東浦の聖天島 View of Enoshima
大正12年(1922)の関東大震災により江の島周辺は60cmから1m隆起しました。岩屋にも海水が入ってこなくなったと同時に聖天島も本島と完全につながってしまいました。

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この写真は現在の聖天島公園。
上の写真で漁港になっていた右の部分です。



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昭和39年(1964)東京オリンピックのヨット競技江の島沖で行われることになりそれに合わせ現在の様に埋め立てられ、ヨットハーバーと白灯台と東海気船の桟橋が作られました。東海汽船の桟橋は現在は使われていず、もっぱら釣り場となっています。
写真後方はヨットハーバー。

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もうちょっと近づいて見ても聖天島は木が茂っているだけで、かつての様子とは違います。
前面に良真上人像が安置された社が見えます。
手前の広場が聖天島公園。