マテガイストルポ


5/17(土)潮干狩りに行ってきました。
今回始めて行く所なので、ネットで情報を収集していましたが、
人の流れを見ながらついて行きました。
成果はマテガイ83匹、シオフキ&バカガイ約20個、アサリ1個でした。
マテガイメインで行ったので、他の貝はおまけです。
マテガイ&シオフキのポイントでもやはりアサリねらいの人が多かったようです。

よく見かけるマテガイの採り方として、「表面の砂を数cm削って、それから穴に塩を入れる。」というパターンのようですが、私はスコップを準備して、持ってくるのを忘れてしまいました。(おバカ・・・(^^;))

マテガイねらいで行くのは初めてだったので、どうしようか迷っていると、
ここに30年来通っているというベテランさんから声をかけてきてくれました。
「ここら辺に開いてるアナっ。みんなマテガイだよ。」

「この穴のところの砂を掻いて・・・。ありゃ!崩れちゃうな!」
てな具合で、結局元からの穴にそのまま塩をふりかけてみることにしました。
「塩をかけて暫くするとマテガイが顔を出すのですかさずつかむ。」
というのが普通のやり方ですが、なかなか穴の外まで殻まで見せてくるのは少なく、「水管が見えたけど、もう少し顔を出すまで・・・」とねばっていると、水管だけ自分で切って中に潜ってしまったりします。(中にはセオリーどおり飛び出てくるのもいますが。)
中に潜ってしまうと、奥のほうに引っ込んでしまうらしく、もう採ることは出来ません。
そこで、ちょっと強引ですが水管が顔を出したら、一呼吸置いて(出てくるかもしれないので)穴の中にいるであろうマテガイの殻めがけて、「ズボッ!!!」と指を差込、周りの砂ごとマテガイをつかみます。(^^;)
そして、あがいているうちに回りの砂を手で掘り、マテガイの下の方の砂ごと掘り起こします。



こうすればマテガイと綱引きして身がちぎれてしまう事はありません。
実際綱引きで数本は身がちぎれて悔しい思いをしました。マテガイは刺身でも食べられるということで、ちぎれた足を眺めて「いっそそのまま食ってみようか・・・」とも思いましたが、あまりにワイルドなので止めました。(採ってそのまま生食。>超人でなく「ビースト」ですな。(^^;))

家に帰ってから夕食に出そうと思って子供達に「どうやって食べたい?」と聞くと、「バーベキューみたいに焼いて食べたい」というので、大きいのメインで炭火で網焼きにすることにしました。(ほんとはバター蒸しにしてみたかったがしょうがない)
マテガイだけでは飽きると思い、お肉も用意。

焼き始めると、やはり活きが良いので苦しみだすが、コンロで焼いた時のように温度差が無いので、苦しむ様子はコンロほど気持ち悪くないです。直接焼くならやはり炭火ですね。
でも苦し紛れに足で網をけって動くのがいるので、頭側を網の外ぎりぎりにしてはいけません。網から飛び出す可能性があります。(5cm以上動いたのがいました)

ご飯を大体食べ終わっても、下の子が「ながいの食べたい!」としつこく言うので、汁の具にでもしようと思っていた小さ目の物まで,全て焼いて食べてしまいました。
・・・次回は聞かずに勝手に調理しよう。

投稿日:2003/05/26(Mon) 13:02

6/1(日)葛西臨海公園に行ってきました。
潮干狩りがメイン目的で無かったので、まったく準備していきませんでしたが、ここでも潮干狩りが出来るということで、どんな感じか砂浜(西なぎさ)を見に行きました。
砂浜には無数の穴が開いていて、そのほとんどがカニ穴でした。しかし、マテガイの殻もあったので、居ることは居ると思いますが、ここでのマテガイ狙いは苦労のほうが多いでしょう。
それよりも、カニの多さに「どれくらい大きなのまで居るんだろう」と石をひっくり返して回ったら、石の下ではなく、石の影に気持ちだけ隠れるように(完璧に隠れていませんでした)手のひらサイズのカニが1っ匹見つかりました。
他にも殻長6cm位のソトオリガイも見つけました。
そのときはソトオリガイと分からず、後で調べて「白かったからソトオリガイかな~」と思っていましたが、今日、水族園に行ったところ、近くの浜の生態が書いてあるボードがあり、それに「ソトオリガイ」の文字があったため、これと確信しました。
色々貝を調べている人のページで「一度食べてみなければ!」というふうに書いてあったので、あの時もって帰らなかったことを後悔しています。

投稿日:2003/06/07(Sat) 22:47