新宿漁港と長井漁港



荒崎からの磯づたいの道に沿って4つの漁港が並んでいる。漆山漁港を過ぎると新宿のバス停がある。


新宿バス停から新宿湾の前一帯は「新宿の磯」 と呼ばれる低い磯が続く場所で、沖の波消しブロックの他に天然の岩場が浜を守っている。根が多く小型の舟以外は航行も難しい場所だが船揚場もあって、ちょっとした漁港のようだ。


番場バス停の前にある漁港は新宿湾に面した新宿漁港。すぐ隣に大きな長井漁港があるのでその一部としての機能もあるようだ。


道路までなだらかにつながる船揚場。変な話だが津波でも来た時には・・・。


長井港の手前には鮮魚の直売所がある。入口付近には沢山の人達がいた。漁協の関係者のようだ。ここは駐車場もあるので買い物には便利。ベッドタウンとして人口も増えているので定着すれば相模湾の新鮮な魚介類が食べられて素晴らしい試みなのではないだろうか。


直売所の先に長井漁港がある。長井漁港は第2種の漁港で少し大きな船も入港できる。

直売所横の船揚場から長井漁港構内を眺める。左手のマンション群は長井みなとハイツ。


長井漁港の港奥から港の出口を眺めると赤灯台が見える。白灯台は無いのだが、想像では長井みなとハイツが岸壁すれすれまで迫っているので、住宅の明かりを代用しているのではないだろうか。赤灯台だけあれば方向と距離はとれるので航路が広い事もあって白灯不要となったのではないだろうか。


長井漁港を過ぎるとすぐに変形十字路になる。左へ行けばみなとハイツ、右に行くと荒崎入口交差点。