荒井漁港と漆山漁港(うるしやま)


ソレイユの丘からの道は漆山漁港に突き当たって終わる。

港に出る所だけ道路の幅が広いがずっと広かったわけではない。漆山港に出て左手の荒井港に行ってみる。


荒井港の前に三浦ふれあいの村からソレイユの丘、荒崎公園と一帯の磯周りの遊歩道の案内地図があった。歩くには素晴らしい所だと思う。この様な場所だと自転車では逆に行動がせばまり、車はもっと制限が多くなる。


こちらが荒井港。コンクリート堤防は左側だけで右手は桟橋になっている。桟橋の海側には波消しブロックも入っていて、右手には低い磯が続き天然の防波堤になっているため荒井港の外側にも多くの船が係留されている。


荒井港の先の右手には、「独立行政法人 水産総合研究センター 増養殖研究所資源生産部」 なる施設があって行き止まりになっている。この先は遊歩道で進んでいけば荒崎の磯や荒崎公園に行ける。荒崎の磯は斜めに突き上げられたような尖った岩の続く岩場で、プレートの押し合いで変形したらしくこの辺りにも断層が走っているらしい。以前、荒崎の磯で何とかレンジャーと怪獣が戦っているロケの現場を見たことがある。


行き止まりからUターンして戻ると荒井港の手前に小さな砂浜がある。荒井浜海水浴場と呼ばれている砂浜だが、海水浴場と呼ばれている砂浜の中では最も小さなものの一つ。


荒井港を過ぎると漆山のバス停に来た。ここはソレイユの丘から来て港にぶつかった場所である。


漆山湾は天然の磯と波消しブロック、一本の堤防に守られた小さな漁港。今日は漁具も干されて気持ちが良さそうだ。


漆山港は小さな漁港だが船の数は多い。海がなぎなので皆海に出ているのだろう。