江の島で虫と遊ぶ


江の島にはセミが多い。夏になると島中にセミの声が鳴り響く。
殆どはアブラゼミで、ミンミンゼミとツクツクボウシが少し混じる程度。
真鶴まで行くとミンミンゼミが増えるのだがこんな近い距離でも不思議な事です。 カニやヤドカリと遊ぶのも良いけれど、たまには昆虫と遊ぶのも楽しいですよ。
信仰の島なので無益な殺生はいけないと思いますが、セミと遊ぶのなら良いでしょう。
どうやって??ウーン。やっぱり捕まえたいですよね。
網は柄の短いものだと難しいです。
釣りざおを改良したような柄の長いもの。
網は深いものでないと捕まえた後、逃げられてしまいます。
それにしてもセミってどうしてあんなに大きな声で鳴けるのでしょうか??
あの秘密を解明したら、信じられないような小さなスピーカーで
物凄い音量のスピーカーも開発可能かもと思ったりして。


秋になると赤とんぼが集団で岩場を飛んでいます。
たかが赤とんぼといえども都会では中々お目にかかれません。
捕まえ方は、岩場で人差し指と薬指をピース印を狭めた形で空にかざします。
じっと木になったつもりでいると、指に赤とんぼが止まりますので
キュッと指をすぼめてください。赤とんぼの足が挟まれば人類の勝ち。
網でも、もちろん捕れますし昔からの指回しでも捕れます。

可愛そうなので捕まえてもすぐに放してあげて下さい。
岩場に出ると昆虫では無いですがフナムシが沢山います。
フナムシはシャコとかエビとかとわりに近い仲間らしいのですが
走り方がゴキに似ていてすばやいので印象が悪いですね。
でも、こいつは釣りの餌になりますので餌切れの時は捕まえて使ってください。
しおだまりにいる小さなハゼの餌に使えます。
色の地味なメスのフナムシを何かで叩いて捕まえて身のやわらかい部分を
ちぎって針につけます。残酷ですねえ。
江の島弁財天