マレーバク Malayan Tapir


マレーバクは白と黒のツートンカラーです。完全に色分けされていますが、赤ちゃんのバクはイノシシの赤ちゃんウリボウの様にシマシマが出ています。ジャングルカフェの建物内に赤ちゃんの写真がありますのでチェックしてみて下さい。子どもの時にシマがあるのは魚などでも結構いて珍しい事ではないようです。
実は我が家の猫も赤ちゃんの時はシマがはっきりしていたのに大きくなったらまったく消えてしまいました。

マレーバク
マレーバクの屋外観察場所。マレーバクはジャングルカフェに隣接する形で展示されています。ソフトクリームの模型の奥がジャングルカフェで、ジャングルカフェの左手にスマトラトラの庭が隣接しています。バクの天敵がトラですので、近いですが匂いとか大丈夫なのでしょうか?

マレーバク
こちらがジャングルカフェで右手がマレーバクの室内からの観察場所。左手がスマトラトラの室内からの観察場所。真ん中に飲み物の販売所があります。

マレーバク
ジャングルカフェの右手の建物に入ると室内窓からマレーバクが見られます。左手のスマトラトラの室内窓とはちょうど左右対称の造りになっています。

マレーバク
天井の先にはこんなものが。インドネシアのバリ島に伝わる聖獣バロンだそうです。 Barong


バクの鼻はゾウの鼻のように上唇(うわくちびる)が変形して発達したのが良くわかります。

マレーバク
運が良ければマレーバクが歩き回っていることもあります。結構寒い時期だったと思います。

マレーバク Malayan Tapir

  • 学名:Tapirus indicus
  • 分類:奇蹄目 バク科
  • 分布:ミャンマー南部、マレー半島、スマトラ島
  • 生態:熱帯雨林の沼沢地(しょうたくち)に単独で棲む。天敵のトラなどから逃れる時は、水に入って身を守ることもある。ゾウと同じく上唇が変形した鼻を使って、地上の草だけでなく水草も食べる。アジアに生息する唯一のバク。
  • 食べ物:木の葉、草類、果物、木の実。
よこはま動物園ズーラシアのプレートより転載


マレーバク
展示場の前に出てきてくれれば立派な体です。短い尻尾と長い鼻が特徴です。鼻は 「釣りバカ日誌」 のスーさん(原作の漫画の)の鼻に似ていると思うんですが。
よく仲間にバクさんってあだ名を付ける事がありますよね。おっとりしたちょっと長めの顔の人に。



マレーバクのお食事風景です。本当は神経質なのかも知れませんが、見た目にはマイペースでのん気になように見えます。

マレーバク
こんな風に展示場の一番奥でグーグー寝ている事が多いので、間近に見られない事も多いです。泳ぎも上手らしいのですが、真夏に行ったら水浴びとかしてるんでしょうか。

ポイント
寝はじめると長いみたいなので、遠くから白黒の固まりを見ることになります。餌の時間には出てくるしかないのでそこがチャンスでしょうか。

マレーバク Malayan Tapir

  • ★★☆☆☆ パフォーマンス
  • ★★★★☆ 可愛さ
  • ★★★☆☆ 見やすさ
  • 屋外から見るときは西向きで朝方は見やすいのですが、何しろねぐらが遠い。ジャングルカフェの北向きのガラス越しも角度がきつく見にくいです。起きてくれれば問題ないんですが。
by Explorer よこはま動物園ズーラシア