ボルネオオランウータン Bornean Orang-utan
- 学名:Pongo pygmaeus pygmaeus
- 分類:霊長目 ショウジョウ科
- 分布:ボルネオ島 (カリマンタン島)
- 生態:熱帯雨林の樹上で雄は単独、雌はその子どもと生活する。森を移動しながら、毎晩枝を折って皿状のベッドを作って眠る。移動の際、樹上を利用する雌に対し、体重の重い雄の成獣は地上を利用することがある。雄は大きな頬のひだと頸部からの肉垂れが特徴。
- 食べ物:果物、木の実
よこはま動物園ズーラシアのプレートより転載
こちらが室内のガラス窓越しの見学場所。ガラスにクレヨンのような跡が残っているのは何か書いたのでしょうか。ガラスは反射よけのために申し訳程度、外側に傾斜しています。北東向きのうえに背後に壁と樹木があるため非常に見やすいです。
これが室内の鑑賞窓。ご機嫌によっては、このガラスのまん前に寄って来たりします。
この鑑賞窓の上にこの像が乗っているのですが、99%の人は見逃して行きます。インド神話の神の鳥ガルーダです。神の鳥とオランウータンとの関係は不明。
ボルネオオランウータンのロビン君はとても人懐っこいので窓際に寄ってきたりします。カメラを向けるとカメラ目線で見つめたりするのでこちらがビックリします。オランウータンの世界では顔が大きいほうが、強いんだかもてるんだか、何しろ上位に位置するそうです。だったら私もその方がありがたいのですが。
樹上(じゅじょう)に生きる森の人
樹高50mを超える樹木が何層にも生い茂る熱帯雨林は、1年を通して
気温が高く降水量も多いことから多彩で豊富な花や果実がいたるところで見られます。
熱帯雨林の中でオランウータンは、ドリアンなどの果実を求めて移動しています。アジアで一番大きなサルであるオランウータンが、その体を維持するためには、このような豊かな森が必要なのです。
オランウータンはマレー語で「森の人」を意味します。
森に適応した生態をよく表わした名前です。
熱帯雨林の中でオランウータンは、ドリアンなどの果実を求めて移動しています。アジアで一番大きなサルであるオランウータンが、その体を維持するためには、このような豊かな森が必要なのです。
オランウータンはマレー語で「森の人」を意味します。
森に適応した生態をよく表わした名前です。
よこはま動物園ズーラシアのプレートより転載
オランウータンの見学小屋には実寸の手の模型が飾ってあります。そこにはオスのオランウータンの握力は300Kg!!ほどになると書いてあります。ジャングルで出会っても、絶対に格闘しようなどとは思わないことですね。
首でも腕でもつかまれたら一瞬で終わりです。リンゴを握りつぶして自慢しているプロレスラーどころの話ではないです。
ポイント
割と居場所を変えたりするので、少し辛抱して待ってみるのも良いかも知れません。待っても待っても出てこなかったらごめんなさい。
ボルネオオランウータン Bornean Orang-utan
- ★★★★★ パフォーマンス
- ★★★★☆ 可愛さ
- ★★★★☆ 見やすさ
- 知能が高いだけにカメラ目線で寄ってきたり、色々サービスをしたりします。ご機嫌によって出てこないこともあるようですが、基本的には子供達が好きのようです。
by Explorer よこはま動物園ズーラシア