和田倉濠
直進を続け大手町の交差点を抜けてしばらくすると、和田倉濠に出ます。
かつては江戸城であった皇居のお堀で前方右に見えるのは和田倉橋。
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丸の内警察所
和田倉濠に沿って進み馬場先濠を過ぎて日比谷濠に沿って歩くと
左手に丸の内警察所があります。この先で右折すると晴海通りです。
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日比谷公園
曲がり角にあるのが日比谷公園です。公園の入口から少し入ってみます。
案内板やトイレがあります。
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公園の概要
幕末までは松平備前守等の屋敷地で、明治初期には陸軍練兵場となっていたところでした。当初から近代的な「都市公園」として計画・設計・造成された本格的な公園であると同時に、日本初の「洋式庭園」として明治36年(1903年)6月1日に開園しました。(開園面積:161,636㎡)文化の先駆者としての公園設計者(本多静六等)の意気込みが随所に感じられます。そして、それは今日に伝えられ、広く利用されています。今日に至るまでに、関東大震災や太平洋戦争により改善等をおこなってきましたが、心字池・花壇には1年中、色鮮やかな四季の花が咲き、公園を訪れる人々の憩いの場になっています。
日比谷公園では、歴史ある公園の魅力を知ってもらうために、園内の名所を巡りながら、記念物や水・花・緑などの自然を五感で体験する。全長1.2mのルートのサインとして、案内板説明版を目印として設置しています。
日比谷公園内の案内板より
入口を入ってすぐ右手に日比谷見附跡の石垣の一部が残っています。
晴海通りに沿って公園内を歩き公園の端で晴海通りに再び出ます。
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日比谷見附跡
この石垣は、江戸城外郭城門の一つ、日比谷御門の一部です。城の外側から順に、高麗門(こまもん)・枡形(ますがた)・渡櫓(わたりやぐら)・番所が石垣でかこまれていましたが、石垣の一部だけが、ここに残っています。
当時、石垣の西側は濠となっていましたが、公園造成時の面影を偲び、心字池(しんじいけ)としました。
日比谷見附跡の案内板より
桜田門
日比谷公園を出て300mも行かない内に右手に桜田門が見えてきます。
道は左に少しカーブします。
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国会議事堂
道なりに進む左手に警察総合庁舎があります。警察総合庁舎を過ぎると
カーブする道の間から遠くに国会議事堂が見えてきます。
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さて、このまま道の左を進んでしまうと六本木に行ってしまうので、
右側のお濠沿いに進まなければなりません。
道を渡るには少し戻って地下鉄桜田門駅の連絡通路を利用します。
左手に国会議事堂を見ながら進みます。
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最高裁判所
数100m歩くと三宅坂に出ます。正面は最高裁判所。
最高裁判所を右に、国立国会図書館を左に見ながら進みます。
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参議院議長公邸
300mほど坂を上って永田町駅の出口から坂を下ると
左手に参議院議長公邸、衆議院議長公邸と続きます。
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赤坂見付
衆議院議長公邸の先に歩道橋があり歩道橋を渡れば
道の右手に赤坂見付跡の石垣が残っています。
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三宅坂を登っていくと永田町の駅があり、坂は下りはじめます。
左手に参院議長公邸、衆議院議長公邸と続きます。
赤坂見附交差点口で上を走るのは首都高速新宿線。
左に行くのが私達が進む国道246号線です。
渋谷までは青山通りと呼ばれています。
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