多摩市最高峰 山王塚登頂02 六部塚に登る



大和証券の研修センターの裏を右に回りこんで進んで行くと右手にKDDIの建物が見えてくる。


KDDIの巨大な建物を過ぎるとすぐに細い道が正面に現れる。これが 「よこやまのみち」 と呼ばれるハイキングコースとして整備されている道で、「よこやまのみち」 の最西端付近にあたる。




細い道といっても車も十分通れるし舗装もされている。右手を見れば開発分譲が予定されているという案内板が立っていた。分譲するために舗装道路を先に作ったというのが正しいようだ。


すぐに三叉路に出るのだが右折して六部塚と呼ばれる高台を目指す。ここは非常に狭い道で車は入れない。将来どうなるかはわからないが。


六部塚に登る小道。右手には三菱東京UFJ銀行の多摩ビジネスセンターの巨大建造物が私を見下ろしていた。窓が少なく人気も無い建物ではあるが気にはなる。そのとき、片手にレタスを一つだけもった初老の男性が六部塚から降りてくるのに出会った。



六部塚に登りきると頂上は割りと平らな広場になっていた。ある程度整備されているようだ。国土地理院の地図を見ると標高160mの等高線で囲まれているので結構高い場所なのだが、頂上部は削られて平らにされているのかも知れない。というのは六部塚の町田市側は家庭菜園になっていてそちらのほうが若干標高が高そうだったからだ。


前方が町田市になる家庭菜園。Yahooの地図で見ると柵のあたりがちょうど多摩市との境のようだ。こちら側は傾斜が少し落ちて 「よこやまのみち」となっている。


「よこやまのみち」 には案内板があって地図も載っている。そこに
唐木田 山王塚 (多摩市最西端) (元多摩市最高地点172m)
の文字があった。ここで疑問なのは山王塚は多摩市最西端とうたっているので、山王塚は多摩市ということになる。しかし、元最高地点ということは今の多摩市最高地点はどこかということ。
疑問を解くには行ってみるしかないので、「多摩よこやまのみち」 を進むことにする。