多摩市最高峰天王森登頂04 天王森の頂上付近



八坂神社の境内の中に少し高く盛り上がった場所があって国土地理院の標準三角点があった。全国で400しかないという一等三角点である。


一等三角点
一辺約45kmの平均辺長をもつ三角形を組み合わせた網をつくり、各三角形の頂点を決定し日本全土をおおっています。これらを一等三角点とよび国土地理院は全国に約400個の一等三角点の標石を設置しています。
ふーん。そうなんだ。


これが標高161.7mの一等三角点。角を補修したあとが見える。古いものだし地面に近いので何かと被害を受ける機会が多いのだろう。市境石などはよく足をぶつけて転びそうになる。


三角点にはかならずある 「大切にしましょう三角点」 の標識。


八坂神社の鳥居などの再建に協力した関係者の名が掲げてあった。鳥居の他、狛犬、灯籠などが再建されたそうだ。


八坂神社正面。一体は天王森公園として整備されていて後方には遊具も見える。景色のよい公園だ。



天王森の頂上部には幸宝木と命名されたけやきの木(たぶん)。木の前に連光寺東都簡易水道通水記念と記された石標があるので、その記念だろうか。


ふと一等三角点を見ると先ほど見たのとは反対側に来ていて古い一等三角点の文字が見えた。


天王森の山頂から見える景色。木々の枝で少し窮屈ではある。



八坂神社のこちらが正面になる。すぐ下を137号線が走っているが立体交差している道路なので徒歩では大きく回り道になり乗りづらい。全体的に多摩市は車用に造られたニュータウンというイメージを感じる。


帰りにふと見ると工事用の石段の材料を見つけた。将来はここからも天王森に登る道が整備されるようだ。完成すれば、山頂はかなり近くなる。