東京23区最高峰箱根山登頂01 早稲田下車



箱根山を登頂するための最寄の駅を地図で見たところ、東西線早稲田が近そうだったので早稲田に降り立つ。土地柄早稲田の学生が多い。
箱根山は東京23区の最高峰なのだが、実は人工峰。土を盛ったのと、コンクリートを盛ったのと何処が違うと追求されると苦しいのだが、出来てから年月が経っているので、こちらを23区最高峰とする事の方が多いようだ。


地図によると穴八幡宮方面に出るようなので出口2番を出る事にする。


2番出口を出て左手に行くと穴八幡があった。手前に交番があってお巡りさんが外を見回っていた。悪い事をする予定は無く箱根山に行くだけなので、ここの交差点をそっと左折する。


馬場下町の案内が出ているが、こちらは直進。こちらではなく左折しなくては箱根山には行けません。


しばらく行くと都立戸山公園の案内。実は箱根山は戸山公園の中にある。


すぐに、また詳しい解説板がある。親切に越したことは無い。一応内容を書き出しておこう。


戸山公園(箱根山地区) Toyama Park(Mt. Hakone Area)

戸山二、三丁目
現在の戸山ハイツ一帯には、江戸時代尾張徳川家の下屋敷があり、戸山山荘といった。その一画に高さ44.6mの築山があり、それが現在の箱根山である。この箱根山を中心として公園が整備され、団地の中の貴重な緑となっている。

来迎寺 Raikoji Temple

喜久井町46番地
浄土宗。境内には、立派な板碑型の庚申塔(区指定文化財)がある。これは、延宝4年(1676)に建てられたもので、庚申塔の銘文中の「武州湯原(荏原)郡」という記載は、江戸時代でも中世の郡名を記していた貴重な資料である。

誓閑寺 Seikanji Temple

喜久井町62番地
浄土宗。かつては尾張家の下屋敷に隣接していた関係から、同家の奥女中の墓が多かった。また、夏目漱石は 「硝子戸の中」 でこの寺の梵鐘(区指定文化財)の音のことにふれている。

坪内博士記念演劇博物館 Tubouchi Memorial Theatre Museum

西早稲田一丁目6番一号早大内
日本の演劇界の先駆者であった坪内逍遙博士の古希(70歳)と「シェイクスピア全集」 の翻訳完成を記念して、昭和3年に建てられた。シェイクスピア時代の劇場 「フォーチューン座」 をほぼ型どって設計され、建物自体が一つの演劇資料となっている。

亮朝院 Ryochoin Temple

西早稲田三丁目16番24号
江戸幕府四代将軍家綱の時代から、将軍家の祈祷をつとめ、文化文政期には大規模な寺となった。境内にある七面堂を守るようにして、珍しい石造の迫力ある金剛力士象一対(8区指定文化財)が立っている。

穴八幡神社 Anahachiman Shrine

西早稲田二丁目1番11号
江戸時代初期に創建され、享保13年(1728年)には将軍家男子の誕生を祝う流鏑馬(やぶさめ 区指定文化財) が奉納されるようになった。これは走る馬上から的を射る行事で、今でも毎年10月10日に行われる。また境内にある布袋像の水鉢も区指定文化財になっている。
東京都新宿区 平成5年4月設置



そのまま歩いていくと都立戸山公園の案内がある。


箱根山通りの案内があるので、案内どおりに左折して進む。緩い坂道なので箱根山を目指している事が判る。