
正門を入ると主庭と「通友齋」と名づけられた外別堂(男主人の来客の為の空間)が建てられている。桜は見渡す限りはるか先方に見える、わずかな桜のみ。

主庭には六角亭「観自亭」が右に見える。先にある塀の向こうは後苑と呼ばれ小さな門をくぐって入る。

六角形の「観自亭」。スリッパも用意されていて入れる。

後苑にある亭子の原型である草亭型の「蓬亭」。わら葺の屋根が特徴的。

「通友齋」にも寄ってみた。入ってすぐ左の小さな部屋で服装を整えたりする部屋だろうか。

大きな広間風の部屋。男主人の住まいなので台所等は無いのは判る。そういえばトイレもないし、水周りが何も無いので日干しになりそう?

こちらの奥には木のベッドが設置してある。以前は竹で出来た竹婦人もあったのだが今は無い。竹製のだきまくらといったもので夏は涼しそうだったのだが。