正門とパークセンター



「水辺の広場」 に降りると馬が走る様子の銅像がある。



馬超龍雀
この銅像はロマンチックな発想と合理的な構造で作られた中国古代の芸術的逸品と言われる 「馬超龍雀」 (ばちょうりゅうじゃく)の複製品です。実物は1969年10月、中国西北部甘粛省武威県の北にある漢墓の中から出土したもので、今から1700余年前のものです。
馬は首を上げ、尾を仰向け、三本の足を空に舞いあがらせ、右後足を龍雀にかけて、疾走する姿を表しています。
馬の全重量が龍雀の背中にのせた一本の足を力点に集中していることは、力学的平衡原理を正確に計算されていることを物語っています。
中国遼寧省と日本国神奈川県との有効提携五周年を記念するため、ここに謹んで神奈川県民に寄贈いたします。
中国遼寧省人民政府
1988年9月13日


中国遼寧省人民政府から送られた馬超龍雀像。仲良く出来そうな時代もあったのだが、昨今は両国間に隙間風が吹いている。また、仲良くなれる時代が来るように期待したい。


三ッ池公園正門の近くに小さな田んぼがある。桜の時期にはまだ苗も植えられていない。江戸時代には三ツ池が灌漑用水として利用されていたという。


田んぼの向かい側には大槻一二作の少女像が、三ッ池公園を向いて建っている。



少女の手に抱えている動物が気になったが、どう見ても子ブタのようだ。なぜ、ブタなのかはまったく不明。


正門側の駐車場の傍にポツンとある、えどひがん群の紅枝垂(べにしだれ)。周りに木がないので非常に目立つ。



芝生広場の前にある三ッ池公園パークセンター。来園者の休憩や情報提供などが行われている。


パークセンターの屋上は緑化されていて、ベンチなども設置されている。緑化された屋上は後方の丘とも連続している。


パークセンターの屋上から水辺の広場方向を眺めてみる。水辺に咲く桜の花が美しい。