上のコース左回り3
西門から再度上のコースまで戻り、先に進む。道の左手には「花の広場」 が見える。今は広場の様子も木々の間から見えるが、木の葉が出てくれば見通しは悪くなりそうだ。変わりに涼しそうなので夏場は快適なのだろう。
桜の花が少なくなったと思ったら、道の端にヤマブキの黄色が咲き誇っている真最中だった。ヤマブキは「花の広場の上のコースに沢山咲いていて、桜のおまけとしては、うれし過ぎる黄色だった。
ヤマブキの花を過ぎると「花の広場」 が見渡せるようになる。ひときわ赤い寒緋桜の花が見える。
展望広場の前に関山(かんざん)という変わった桜の木があった。花はすでに7分がた落ちていたが、垂れ下がった枝の様子が逆に良くわかった。
展望広場は数個のイスとテーブルがあるだけの広場だが、前面に視界をさえぎる大きな木は無いので、見晴らしはすこぶる良く、テレビ神奈川の送信塔を中心に前面の森が見える。
展望広場の前面に出ると、点在する桜の花も美しい大パノラマが楽しめる。
展望広場を過ぎると眼下にジャンボすべり台が見えた。ジャンボすべり台は石製の幅広いすべり台で、子供達はダンボールを敷いて楽しんでいた。すべり台の下の広場にも桜は咲いている。
ジャンボすべり台を過ぎてしばらくすると三ッ池公園の南門に出る。
南門へ降りる道には一本の桜の花が低くたれ下がっていた。
南門一帯は 「水の広場」 と呼ばれ水路が作られて、上の池に流れ込むようになっている。左右の斜面から桜の木が流れ落ちるような美しい場所でもある。
南口方面を眺めると花見客を相手のたこ焼きととうもろこしの屋台が出ていた。