友好都市提携


藤沢市は現在海外の4都市、国内1都市との間で姉妹都市提携をしています。
サムエル・コッキング苑内にはそれぞれの都市にちなんだ友好のあかしが造られています。
掲載順序は提携調印年代順

マイアミ・ビーチ市

姉妹都市提携年月日
1959年3月5日
(藤沢市議会議決の日)
江の島マニアック
マイアミビーチST

江の島マニアック
マイアミビーチ広場とカフェ

江の島マニアック
マイアミビーチ広場



提携の動機と経過

当時藤沢市ではアメリカの都市との親善、交流を目的に、都市提携を行うことを知ったマイアミ・ビーチ市市長より、「藤沢市は東洋のマイアミ海岸と呼ばれているところで都市の形態は特色が似ている観光都市なので、都市提携したい」との申し入れがあり、1959年3月の市議会の議決を得て都市提携しました。

江の島マニアック
ロンカフェ

マイアミ・ビーチ市の概要

マイアミ・ビーチ市は亜熱帯性気候地帯に属し、一年を通じて快適にすごせる避暑、避寒地として世界に知られています。シーズンとシーズン・オフでは人口の差が激しく、特に冬季は常時の何倍にも人口が膨れ上がります。

20世紀初め、カール・フィッシャーが私財を投じてビスケイン湾マングローブ沼沢を埋め立て、ここにマイアミ・ビーチを呼ばれる細長い土地を造成し、まもなくホテル投資家が次々と乗りこんで今日のような全米随一の観光地として発展を遂げました。

マイアミ・ビーチ市には、エメラルドの海と白い砂浜によくマッチするアールデコ調のパステルカラーに染められた建物がたち並んでいます。

また、美しいビーチと海だけでなく、流行の先端、芸術やエンターテインメントのメッカとしても注目を集めています。市の予算の大半は観光費に費やされ、市内には工場は一つもなく、全市をあげて観光事業に取り組んでいます。


ロンカフェ

マイアミビーチ広場にある江の島海岸を見渡せる景色の良いカフェ。
ロンカフェと言う名前の意味は龍(ロン)カフェと言う意味です。
江の島の神様が、龍なのはご存知の通り。
売りはパスタとオリジナルフレンチトーストとハーブティー。
お昼のランチは1000円でドリンクがつきます。
フレンチトーストは500円でアイスがのって大変おいしいと評判です。
ロンカフェだけしか食べられません。
また片瀬海岸を望む夜景はまるでマイアミ気分。
江の島に行ったら是非一度どうぞ。
江の島マニアック
江の島マニアック江の島マニアック
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写真提供 ロンカフェ



松本市

日本:長野県
姉妹都市提携年月日
1961年7月29日
(松本市から来藤した日を提携日とする)

提携の動機と経過

江の島マニアック
東洋のスイスといわれている長野県松本市と、東洋のマイアミ・ピーチと呼
ばれている藤沢市は、日本の海と山を代表する観光都市であり、この両市が
全国に先がけて観光面で姉妹都市の縁を結びました。

松本市の概要

江の島マニアック
海鼠壁の松本館

松本市は古くから域下町として栄え、北アルプス、美ヶ原の玄関口として
日本有数の観光都市です。また近年は内陸新産業都市として自然を生かした
住みよい市の建設を積極的に進めてきました。
 明治・大正、昭和にかけて松本市は商業都市として発展しました。第2次大
戦後は精密工業を中心に工業が増えましたが、オイルショック以来、観光、商業
都市として、力が注がれています。
 昔から松本の人々は美術や音楽を愛し、教育に熱心で、信州大学の存在や自
黙環境の良さともあいまって「学園都市松本」とも称されています。



松本市・藤沢市姉妹都市提携40周年記念碑「海と山の絆」(山辺石)

この記念碑は、藤沢市との姉妹都市提携40周年を記念して松本市から贈られたものです。
藤沢市の姉妹都市である松本市域には、江戸時代に建立さわた約280体の石道道祖神があります。なかでも男女の神様をひとつの石に刻んだ「双体道祖神」は、地域の特徴ある道祖神として観光に訪れる人々の人気を集めています。

道祖神は、古くは村を守る境のかみとして祀られました。村の繁栄を願って祀られた道祖神は、後に疫病除けや縁結び、豊作などあらゆる願いをかなえてくれる身近な神様へと変わっていきました。今も松本ては2月8日の朝早く、誰にもみつからないように道祖神に餅を付けると良縁に恵まれるといわれ、双対の像容とあいまって縁結びの神様として信じられています。
「海と山の絆」は、「双体道祖神」をモデルに造られています。異なる環境、文化のなかで帝つてきた海の民(藤沢市)と山の民(松本市)の出会いに感謝する気持ち、お互いの歴史と文化を尊重する気持ち、そして、これからも「仲良く」「末永く」友好を深められますようにとの願いを込めて、純粋な「男の子」と「女の子」の像が刻まれています。
松本市と藤沢市の友好の象徴でもあるこの碑は、松本城の石垣にも使われている特産の「山辺石(安山岩)」て造られています。
藤沢市長 山本捷雄



昆明市

江の島マニアック
素晴らしい騁碧亭

中華人民共和国
友好都市提携年月日
1981年11月5日(友好都市提携調印の日)

提携の動機と経過

江の島マニアック
昆明碑記

この都市提携の仲立ちとなったのは、中国国家となった「義勇軍行進曲」の作曲者で、中国現代音楽の先駆者といわれている聶耳(ニエ・アル)です。

聶耳は1912年昆明市に生まれ、来日した1935年、市内鵠沼海岸で遊泳中帰らぬ人となりました。異国の地で短い生涯を終えた青年の死をいたんだ多くの市民により、1954年11用に記念碑が建てられ(後に台風により流失)、その後1965年に現在の記念碑が建てられました。こうした市民の好意は中国人民を大変感動させたといわれています。

江の島マニアック
見事な騁碧亭の屋根部分

それ以降、両市の友好訪問時の相互訪問により親書が深められ、1981年8月昆明市長から友好都市の提携をしたい旨の文書が寄せられ、9月の定例市議会において都市提携の議決がなされ、11月5日、友好都市提携の調印式が行われました。


昆明市の概要

中国西南地区南部に位置し市域面積は6.235平方キロメートル。ベトナム、ラ
オス、ミャンマーの各回と国境を接する雲南省の省都で、政治、経済、文化、交流の中心都市です.凄族のほかイ族、白族等23の少数民族が住んでいます。東、西、
北の三方が山で囲まれ、南は広い池(昆明湖、330平方キロメートル、琵琶湖のおよそ半分)に面した滝抜1.900メートルの高原にあり、平均気温8~20℃と温暖なため、古くから「春城」の別名があります。
昆明市(中江の島マニアック人民共和国)

昆明碑文

彩霊の南端、江の島マニアック(昆明湖)の畔、聳え立つ城、名は昆明。
二千年にわたる歴史、優れた人や物が集まり、光り輝く。江の島マニアックの金印、東寺塔と西寺塔、拓東の古典建築、金馬碧鶏、講武学堂、数多くの古跡、我が都市の輝かしき足跡を刻む。この景色、天下一品とも言える。洋々たる江の島マニアック、確大な石林、九郷の鍾乳洞、すべて天の賜り物。四季は寒暑なく、通年花咲き乱れ、人はここに身を置くと、まるて仙界にいる様である。この地に二十六の民族が集まり、純朴な民風、習俗多様、情調が色濃く満ち溢れる。ここ百年の間、英才を雲の如く輩出、日本国藤沢に寄寓した中国人民音楽家一聶耳も、昆明にて生まれ育つ。古く「西南シルクロード」に遡り、昆明の対外交流は絶え間なく続く。一九八一年、昆明、藤沢友好都市提携、昆明・藤沢友誼舘を昆明に建設する。
壬午の年(2002年)、罠明市政府は藤沢江の島にて吉祥孔雀を鋳る、騁碧亭を建て、中日友好が代々にわたる証とし、この石碑を立ち、文を刻み、これを記とする。
昆明市人民政府建立



ウィンザー市

江の島マニアック
ウィンザー公園のバラ

カナダ
姉妹都市提携年月日
1987年12月2日(姉妹都市提携調印の日)

提携の動機と経過

カナダ国オンタリオ州ウィンザー市在住の親日家が、気候、文化、産業などにおいて、多くの共通性を持っていることを知り、積極的に両市間の橋渡しをしてきました。
1984年にウインザー市民か藤沢市を訪問し、公的な交流が
始まり、以降市レベル・市民レへルての交流か続けられました。また両市の小
学生による桧の交換等の交流のもとに、1986年ウインザー市からの姉妹都市
提携に対する正式な意思表示を受け、翌年12日2日(昭和62年)藤沢市におい
て都市提携の協定に調印しました。

ウィンザー市の概要

ウィンザー市はオンタリオ州の最南西部に位置し、デトロイト川を隔てて米
国のデトロイトと接し、半島状にエリー湖とサントクレア湖にはさまれた形で
横たわっています。
 ウインザー周辺は17世紀に宣教師とフランスの探検家によって開拓されま
した。その後最初に定住許可が与えられたのは1749年で、以来イギリス人、ア
メリカ人、トイツ人のほか、多種多様の民族が移住して来ました。
 ウインザー而の4月から10月こかけての気候は、温暖て快適てす。近年人気
を集めているウインザー・カジノには、カナダ国内はもちろんアメリカからも
デトロイト市民等か多く訪れ、観光名所となっています。経済面においては、加
工組立、鉱業、観光、農業(特にバラ栽培)なと多くの産業かありますが、
カナダにおける主要な自動車工業都市でもあります。



「ウィンザー広場のバラ」について

ウィンザー広場に植栽されている「バラ」は、ウィンザー市より寄贈されたものです。寄贈のきっかけは、2002年7月に藤沢市公式代表団がウィンザー市長を表敬訪問した際、藤沢市長よりの申し出をウィンザー市長が快諾したときに始まり、同年9月にはウィンザー市公園部長ロイド・バリッジ氏が来藤され、建設中の現地を確認し、具体化へ移行いたしました。

保寧市(ポリョンシ)

江の島マニアック
藤沢市はこれまで、国外3市(マイアミビーチ市、昆明市、ウィンザー市)、国内1市(松本市)と姉妹・友好都市の関係にありました。
そしてあらたに2002年11月15日、大韓民国保寧市と姉妹都市提携が結ばれました。

藤沢市・保寧市姉妹都市提携締結

これまで藤沢市と大韓民国との交流は、少年サッカーが1972年から、また、小学生バスケットボールが1989年からの長きにわたり、いろいろな地域の子どもたちとの交流を通じ、相互理解と友好を深めてきました。
その中で保寧市とは、2000年から交流が始まりました。
保寧市は大韓民国で最大の海水浴場を有する風光明媚な都市で「農漁業や商工業の盛んな産業都市」「市内に大学を持つ学園都市」など本市との類似点も多いまちです。
また、2002年は「日韓国民交流年」であると同時に、サッカーワールドカップ日韓共同開催が歴史的大成功を納めた年でもありました。
この記念すべき2002年11月15日に藤沢市・保寧市が姉妹都市提携の記念として石塔(記念碑)を寄贈され「江の島コッキング苑保寧広場」に設置されました。
日韓両国は、もともと文化などで共通点の多い国ですから、両市がお互いに発展していけるよう、これからもさまざまな分野で交流を進めてまいります。
2002年9月27日

文:江の島サムエル・コッキング苑の屋外解説板より