葉山マリーナと鐙摺(あぶずり)漁港



森戸橋を渡って県道207号線を進んで行くと清浄寺(しょうじょうじ)のバス停がある。


清浄寺(しょうじょうじ)のバス停の前にはこの一帯にしてはそぐわない巨大建造物のアサヒビールの葉山研修センターがある。研修は山か海の近くでというのは学生時代の合宿からの常識のようなものなのだろうか。清浄寺そのものはバス停よりはかなりずれていて通り過ぎてしまった。

アサヒビールのすぐ横にへばりつく様に諏訪神社の石段がある。

諏訪神社


御祭神 建御名方命(大国主命の御子)
眼下には相模の海、遠くに富士・箱根・伊豆の山々を望む風光明媚なこの山の麓に、江戸の昔「お諏訪さま」 が祀られたと伝えられている。
諏訪の六神は、古来より風占いの神として漁の安全を祈る漁業者から篤い信仰があり、古くはこの沖で獲れた魚は江戸に運ばれたと言われているように、漁業が盛んであったと言われているように、漁業が盛んであったことから漁師の守護神として祀られたのであろう。
この地域には、江戸時代から伝承されている「宮そうじ」「浜そうじ」というすばらしい風習が残っており、神社と浜辺を定期的に掃除する奉仕活動で、このような伝統が今日に受けつがれていることは、この地域の人等の誇りである。
平成22年4月吉日
諏訪神社の解説板より


諏訪神社からすぐに葉山マリーナがある。葉山マリーナは車でも電車でも交通の便が良いのでいつも賑わっている。葉山は日本ヨット発祥の地とされ葉山マリーナの歴史も長い。


葉山マリーナと隣接して鐙摺(あぶずり)漁港がある。ここは鐙摺(あぶずり)葉山港入口交差点。左に入れば漁港に行けるので行ってみる。


鐙摺港に沿って行くと突き当たりは葉山港駐車場になっている。自転車も駐車する場所があるので、置いておいて葉山マリーナの堤防上に登ることが出来る。


葉山マリーナの駐車場から堤防に登ってみると一帯の景色が楽しめる。左手の遠く先に江の島がうっすらと見えた。


鐙摺葉山港は漁港機能は港内の一部のみで半分はマリーナとして使用され沢山のヨットが係留されている。


鐙摺葉山港の隣に100メートル足らずの小さな砂浜がある。手漕ぎボートの貸し出しだけの砂浜だが、この真ん中が葉山町と逗子市の境界である。左の護岸上の建物は逗子市浄水管理センター。右は普通のマンション。