近代美術館と真名瀬の磯
葉山しおさい公園のすぐ隣に神奈川県立近代美術館がある。
神奈川県立近代美術館。古い美術品は数に限りがあるので、収蔵品の関係だろうか、新しく作られた美術館は近代と銘打ったものが多い。
美術館あたりから真名瀬の磯を埋め立てた芝崎の護岸が見える。大峰山の裾野が海岸まで迫っているので埋立地が押し出されたようにも見える。
5角形に真名瀬の磯に突き出た埋立地は真っ直ぐの道路が周囲を囲んでいる。手前はコンドミニアムで先方に見えるのは絶景のライオンズマンション。滞在するのは素晴らしいと思うが実生活を送るのはどうなんだろう。
春の干潮時には誰でも歩いて渡れる真名瀬の磯。誰のものか何のためだろうか、島にボートが置いてあった。
遠くを眺めると名島(菜島)の鳥居の向こうに江の島も見えた。今日は天気が良く空気も澄んで良く見える。名島の鳥居は森戸川河口の森戸神社の鳥居らしい。右手の灯台は石原裕次郎の三回忌に造られた裕次郎灯台。主にヨットマン達の安全のために造られた灯台で、現東京都知事の実兄石原慎太郎氏が先頭に立って募金を集めたそうだ。
護岸の付け根に一本の突堤と天然の岩場に守られた小さな真名瀬漁港がある。中央に小さな桟橋が突き出ているのが少し変わっている。