八坂神社神幸祭(じんこうさい)


御輿海中渡御(とぎょ)


毎年7月の中旬の日曜日に行われる八坂神社の神幸祭。
八坂神社の神輿を対岸の小動神社まで海中渡御する祭り。
1840年代に、江の島の対岸にある小動神社(鎌倉市腰越)のご神体が台風で海に流され、
それを江の島の漁師が拾い上げて祭ったのが由来。

江の島マニアック
2001年は7月15日が日曜日にあたり朝9時30分から江島神社辺津宮で関係者と観光客を集めて神事が行われた。



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10時に辺津宮を出発。守護神である牛頭天王像やスサノオの他、神輿の前には笛、太鼓、三味線や他の町内の出し物の他に立派な天狗様も。写真は天狗様とお友達。

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何しろ階段を下りねばならないので重い神輿は大変です。

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階段を下り観光客の見守る中、狭い参道を進む神輿。
参道を過ぎた後、オリンピック記念公園で神輿に長い棒を2本継ぎ足し海中で大勢で担げるようにします。


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11時に海中渡御開始。
観光客が見守る中、海中へ。神輿は神輿振りを何度も繰り返し神主が海水で清めます。

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海中では、笛太鼓の船。神主を乗せた船。見物の船などが集まってにぎやか。
写真は神主が神輿と担ぎ手に海水をかけている所。

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かつてはこのまま対岸の小動神社まで進んだらしいのだが
現在は30分程の後、神輿は一旦江の島に上がります。
今は、海水浴やウィンドサーフィン等で腰越まで海中を進めないため
午後に再度、陸上を小動神社を目指して進みます。
小動神社からも迎えの神輿が出て祭りは最高潮に達します。

なお、担ぎ手はふんどし一丁の裸であるので祭りの後は肩の上には
担ぎコブが大人のこぶし大に盛り上がり恐ろしい程の迫力です。
真剣に神輿を担いだ男の証でもあります。


神輿のビデオ



江の島花火大会

神幸祭の後、夏休みに入るとすぐ有名な江の島花火大会もあります。
片瀬海岸が一杯になるほどのにぎやかな花火大会だが、
これを見るのは江の島の岩場が空いてて一等地との噂。
大変危険ですので決してお薦め出来ません。

2002年度の花火大会では海側から花火を見たあと定置網に引っかかり、
翌朝まで引っかかりぱなしの間抜けなプレジャーボートのグループまで出現。
湘南海上保安署も出動して大会に話題を添えました。

定置網には被害が出たので漁師さんにはお気の毒でした。