渡良瀬橋の夕日
この日も、仕事が終わり夕日に間に合うように渡良瀬橋を目指していた私は、途中で火事に遭遇してしまい、何枚かの火事の写真を撮ったのち、再度、渡良瀬橋を目指す。
中橋に着いたときには、夕日はすでに山並みに消えようとしていた。
少し橋を歩き始めると夕日が顔を出し始めた。山の左手に回り込めば夕日に出会えることに気づいた私は、橋の上を走り始めていた。
川上に向かって沈む夕日は、季節によって多くの色合いで人々を楽しませてくれるのだろう。
盛夏の真っ赤な夕日も見てみたかったが、梅雨の晴れ間の夕日はあまりに淡すぎた。