明石弁天(あけしべんてん)


渡良瀬橋
明石弁天(アカシではなくアケシと読む)を訪れることにした私は、足利学校で頂いた「あしかが観光おでかけマップ」なる地図を片手に歩いていた。途中は歩道に平行して小さな川が流れており、小魚たちが泳いでいた。婚姻色は出ていなかったが、長い尾びれのヤマベのオスが泳ぐのが見えた。清流を好むヤマベが街中の小川に生息していることにも感動した。明石弁天の前の道は堀の様になっていて流れが無いため、水深も良く判らない位、透明度も低かった。

美人の国 足利

渡良瀬橋
明石弁天の周りには美人弁天の旗が沢山はためいていて、足利そのものが、誰が言ったのか「美人の国」なんだそうだ。明石弁天は開けた場所にあり、境内の中には色々な弁天様やら神様やらがにぎやかに同居されていた。

厳島神社の御祭神

渡良瀬橋
市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)
田心姫命(たごりひめのみこと)
湍津姫命(たぎつひめのみこと)
厳島神社の御祭神の解説板より

足利七福神 弁財天 明石弁天

渡良瀬橋
明石弁天は、長尾七弁天の一つといわれ、昔この地に清泉の湧く池があったので、ここに奉祀されたと伝えられている。寛政五年(一七九三年)の建築で 通称明石弁天と言われている。明治四十三年に、天満宮を合祀。昭和十一年に境内地を拡張し、本殿上屋等を新築した。昭和二十年八月戦災で社務所を焼失したので、昭和三十年再建した。

両崖山麓の逆さ川沿いにあり、地元の信仰厚く、水の神、芸術、開運財宝の神として、昭和初期の足利七福神の一つに選ばれていた。
お祭り 春 五月三日 秋 十一月三日
厳島神社の御祭神の解説板より