織姫神社6


渡良瀬橋
境内に登る前に右手にある玉垣寄進碑の広場に立ち寄ってみる。簡単な紹介の案内板が立っていた。

織姫神社


織姫神社は、昔、機神(はたがみ)さまといい通4丁目にあった。明治12年(1879年)この山麓に遷宮したが、翌年火災で焼失し、昭和12年に再建された。「足利織物」の隆盛を願い建てられたもので、朱塗りの神殿は緑に映えて美しい。守護神は八千々姫命(やちちひめのみこと)と天御鉾命(あまのみほことのみこと)です。織姫観光道路を利用すれば境内裏まで自動車での行くことができ、景勝の地として多くの人に親しまれています。
環境庁・栃木県
足利織姫神社の案内板より


左手をみれば御手水舎がある。
渡良瀬橋
作法の通りに両手と口を清めることとする。

洗心


はじめに右手で柄杓を取り左手を洗います。

次に柄杓を左手に持ちかえ右手を洗います。

再び柄杓を右手に持ちかえ左手に水を溜めて口をすすぎます。

最後にもう一度左手を洗います。
-足利織姫神社手水舎-
足利織姫神社手水舎の案内板より

織姫神社拝殿正面

渡良瀬橋
最後の階段を登りきると織姫神社の境内に入る。広い境内は良く整備されゴミ一つ落ちていなかった。

渡良瀬橋
織姫神社の境内全景。左から社務所、神楽殿、本殿。
境内には足利県立自然公園の案内板が立っていた。

足利県立自然公園の案内板

渡良瀬橋


足利県立自然公園


足利は古くから織物を中心として栄えてきました。奈良時代初期の和銅6年(713年)というのが足利織物が文献上に残る最古のものと言えるでしょう。その後約1,300年の伝統を持つ足利織物の守り神として奉られているのが足利織姫神社で、昔機織(はたおり)を司られた八千々姫命(やちちひめのみこと)と天御鉾命(あまのみほことのみこと)を祭神としております。
昔は「機神さま」と呼ばれ、明治12年8月24日に合祀されていた通4丁目の八雲神社から今の織姫山南麓に遷宮しましたが、翌年の明治13年9月10日の火災で焼失以来、仮宮のまま約50年を経過。この間、織姫神社奉賛会により織姫神社中腹に朱塗りの社殿が造営され、昭和12年5月7日仮殿から遷座して現在に至っています。
緑に映える朱塗りのお宮は、国登録有形文化財にも指定されている足利名勝の一つで、足利県立自然公園の最南端に位置しています。社殿の東側には関東ふれあいの道「歴史のまちを望むみち」が通っており、北に続く織姫山一帯は明治100年記念事業として造成された総合公園(織姫公園)に成っています。
足利織姫神社境内の案内板より