藤沢市最高峰 良文公塚登頂08 帰路につく
階段を降りてくると前方が明るい。来る時は手前から来たのだが、なるほど二伝寺の境内を一周してしまったらしい。そこで降りていくと門柱にお願いの板が張ってあった。
お願い これより先は、墓参以外の方、無断立入お断り致します。平良文塚へお参りの方は一声おかけ下さい。ペットの散歩お断り致します。墓参については、火気に充分に注意し、墓地内の清掃には互いに気をつけましょう。二伝寺
それはそうだ。お寺の私有地なので勝手にワイワイ入ってきては困るだろう。フラフラと黙って逆から墓地に入り込んだ自分の所作を仏に懺悔した。良文公塚に行く場合は二伝寺の入口から本堂のある右手に行かず、左手の方から一声かけて入るようにしよう。私有地なのでご迷惑がかからぬように。藤沢市の最高峰で永眠するのも中々気持ちが良さそうだ。
行きは大分回り道をしてしまったので帰りは最短で帰る事にした。道筋が一本違うので、二伝寺を出てすぐに一本南の道を通るため左に折れる。
すぐに次の辻を右に折れてこのまま直進すれば、最初の登山道に突き当たるはずだ。
途中、藤沢市最高峰平良文公塚を眺めてみた。良い形の山だ。こんもりというかポッカリというか、山の形が良いと回りの邪魔な景色も鑑賞の妨げにはならない。
さて、歩いていくと先ほどの登山道に突き当たった。先ほど通ったばかりなので記憶に新しい場所ではあるが。
こ、これはあの街道唯一の住所表示の看板があった場所。という事はここから曲がって直進すれば遥かに早く藤沢市最高峰の登頂ができた事になる。衝撃が強かったせいか写真がぼけている。手ブレが起こったらしい。手ぶれ補正も付いている筈なのだが、この登山唯一の手ぶれ写真である。
帰りも村岡隧道を抜けて藤沢駅に向かう。自動車専用道の方は村岡隧道とかいてあったが、歩行者専用トンネルの方は歩行車道と書いてある。村岡歩行者隧道といったところだろうか。
楽しい登山だったのだが少し体力が余ったので海により近い片瀬山にも登ってみたくなった。片瀬山は別に最高峰とは関係ないのだが、何となく引かれるものがあった。