絵の島 江の島 その他
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江之島金亀山山宮細見之図
江戸時代後期
江之島金亀山山宮細見之図
江の島に参詣する人々の案内と土産用として何種類もの案内絵図が作成され販売された。これはそのもととなった絵図で、文政12年(1829)の江の島の様子を伝える絵図である。島内のありとあらゆる名所旧跡が細大洩らさず紹介されている。(神奈川金沢文庫蔵)
江の島徒渉の様子。
干潮のとき、片瀬の浜から江の島に徒渉出来るようになったのは、鎌倉時代に入ってからのことだといわれる。
「遊行上人絵巻」が描かれたのが鎌倉時代の末といわれているから、この場面は江の島徒渉のかなり早い時期の描写ということがいえよう。
(「遊行上人絵巻」清浄光寺蔵)
江の島と片瀬の浜
片瀬の浜に集う人々と、江の島が遠望される。
この頃、江の島の鳥居は朱色で鮮やかであったことがわかる。
(国宝「一遍上人絵伝」個人蔵)