厚木宿


法徳寺から法雲寺

知恩山法徳寺

大山・江の島・鎌倉詣で
長徳寺から100mほど南に下がると法徳寺の入口が道の右手にあります。

法徳寺

山号は知恩山高栄院、宗派は浄土真宗で西本願寺(京都市)の末寺である。開山は教信(永正元年<1504>卒)、本尊は阿弥陀如来立像である。本堂は乾12年(1800)の建築で、須弥壇(しゅみだん)は享保3年(1718)に飯山村の大工西海杢兵衛ほか4人によって造られた。

木造聖徳太子立像 美豆良(みずら)を結った16歳の孝養像で寄木造り、玉眼篏入(ぎょくがんかんにゅう)である。製作年代は室町時代末から桃山時代頃とみられている。
内には江戸時代に作られた高さ12.2cmの木造聖徳太子立像を文書3通が納められている。

あつぎの文化財獨(ひとり)案内板より



大山・江の島・鎌倉詣で
長徳寺と違ってお隣でもこちらには山門はありません。
綺麗に片付けられた境内が印象的でした。
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相川小学校入口

大山・江の島・鎌倉詣で
また200m程南に下ると橋があり、下を小さな川が通っていました。
橋の名前はわかりませんが、相川小学校入口の案内板が。
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大山・江の島・鎌倉詣で
150m程、南に進むと左へ入る道があり、大きな方の右の道を進みます。
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大山・江の島・鎌倉詣で
100mも行かないうちに右に入る道があります。特に目印も無いのですが
写真よりは大き目の道です。ここを右に入り進みます。
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岡田交差点

大山・江の島・鎌倉詣で
100mほどで岡田の交差点に出ます。岡田の交差点から

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法雲寺

岡田の交差点から左に100mほど寄り道をします。



法雲寺

山号は来迎山勝長院、宗派は浄土宗で、元は芝増上寺(東京都)の末寺
である。開祖は山角次郎右衛門勝長(慶長19年<1614>卒)で、境内には山角氏代々の墓碑がある。本尊は阿弥陀如来坐像である。

山角氏の墓 境内南側の江戸時代の宝篋印塔を含む墓地が、酒井村を領した山角の墓である。山角氏は小田原北条氏の家臣で、主家滅亡後に徳川家に仕えた。

木造不動明王立像(神奈川県指定重要文化財) 飯出明神社の別当一重院(廃寺)の本尊の可能性が指摘されている。寄木造、彫眼(ちょうがん)、莎髻(しゃけい)、弁髪(べんぱつ)歯牙、宝剣、羂索(けんさく)など正統な像で、忿怒の表情や浅めの整然とした衣文(えもん)など藤原様式をよく備えた優品で、製作は12世紀頃とみられている。高さ95.5cm。

痢病神社 リビョーガミサンと呼ばれ、当り日の7月4日近くの日曜日に祭りが行われている。眼病によいといわれる。

双盤念仏(厚木市指定無形民族文化財) 双盤念仏は双盤という鉦(かね)を叩きながら、南無阿弥陀仏を念仏を長く伸ばして唱える独特の念仏で法雲寺と伝承され、檀家が講を組織し継承している。毎年お十夜に行う。

薬師堂 虎薬師と呼ばれ、12年に1度の寅年10月10日頃に開帳され、双盤念仏が奉納される。

あつぎの文化財獨(ひとり)案内板より
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酒井前田交差点

大山・江の島・鎌倉詣で
岡田の交差点から180mほど進むと酒井前田の交差点です。

たまがわ

大山・江の島・鎌倉詣で
酒井前田の交差点も横切り150mほどでたまがわにかかる橋に出ます。


酒井金田線が走る橋は酒井橋と名前が付いているが、こちらの小さな橋には名前が無かった。

石造物


小さな橋のたもとには男女の像が。子宝を祈願する地蔵らしい。