りみ島詩人列伝


りみ島詩人の会


りみ島詩人の会では皆様の詩をお待ちしています。投稿いただいた詩に関しましては、こちらで不適当と判断したもの以外はすべて掲載したいと思っています。
よろしくお願いいたします。
投稿される詩はハンドル名を添えて E-mailまでお送りください。

新参者ですが



歌を聴いて 初めて泣けた。
歌を聴いて 初めて身が震えた。
歌を聴いて 初めて紅白を見ようとおもった。

恐るべし  夏川りみ・・・・・・
by 案山子 投稿日:2003/11/11(Tue)

その笑顔で 素直になれた。
その笑顔で 疲れなど吹き飛んだ。
その笑顔で 優しかった母を想い出した。

麗しき   夏川りみ・・・・・・
by 案山子 投稿日:2003/11/13(Thu)


夏のキャンプ場



見上げる空がじっとしていたから
青い空にあごを突き出した
そしたら青い空が近づいてくる

痛いくらいの砂粒をふんずけて
青い海にはだしで走り出した
そしたら風が背中を押してくれる

誰よりもはやく海の青をあびながら
水のしぶきに皮ふを冷やした
そしたら太陽の輝きが増してくる

この浜でだれかを思い誰かに歌う
そんな空と海の接するところ
りみの島の熱いいざないに心解く
by 吉野や 投稿日:2003/07/17(Thu)


ファンとして



りみさん りみさん 
呼んでも聞こえないけれど
呼びたい気持ちが
打ち寄せる波のよう

りみさん りみさん
書いても見えないけれど
書きたい気持ちが
空流れる雲のよう

りみさん りみさん
思ってもわからないけれど
思いたい気持ちが
森にさしこむ光のよう

りみさん りみさん
やわらかい時間の神様
いつでもいつまでも
歌の心のかがやき祈る
by 吉野や 投稿日:2003/06/04(Wed)


りみ島の台風一過



過ぎてとおり 吹き去ったあの風
ヤマトゥにも 今ごろ届いたはず

海辺はてぃだの 光のしきもの
白い砂ずな 手に受けてみれば

りみうたみたいに 熱い気持を
かみしめたい わが島りみしま
by 吉野や 投稿日:2003/05/31(Sat)


ひさしぶりのキャンプ



島の温度は高く
テントもメッシュで

島の波に癒されて
おおらかで豊かに

島の空は広がって
りみ唄口ずさんだら

島の風にさそわれて
ありがとうとつぶやく

島の祈りをひとつだけ
り~みにとどけよう
by 吉野や 投稿日:2003/04/19(Sat)


スプリングキャンプにて



南の風を ほおに受けたら
あの子のことが 浮かんでくる

潮のさそいに 足ぬらしたら
あの子のことが 気になった

どうか吹きつづけておくれ 風よ
どうかさそいつづけておくれ 風よ

遥かかなたの 海と空
光り輝く あの子の笑顔
by 吉野や 投稿日:2003/03/28(Fri)


松葉杖に捧ぐ



おまえに捧ぐ。
 おまえとの別れは、実にあっけなかった。
 最後のあたりは、俺はおまえをさわらなかった。
 でも、俺のわき腹や腕:かいなはおまえを
 永久に忘れんから。
 りみちゃんの歌を歌いながら、
 慣れないバス停待ち、楽しかったぜ。
 りみちゃんの歌とおまえの手ごたえが
 俺の生理にいいものをくれたと思う。
 さあ、俺は今日からおまえなしの歩きに戻った。
 ありがとうって言葉が物のおまえだけれど
 ぴったりだってことを、
 はっきりと思うぜ。 
 松葉杖のおまえ。
 たっしゃでやりな。
by 吉野や 2003/02/23(Sun)


キャンプ場



キャンプ場はいい。ほんとうにいい。
スケッチで描いたように、
浜辺が、心地良く伸び、
太平洋がおおらかに語ります。
りみさんの歌からもバックアップを受けて感じます。

海の青さと空の青。
空の青にりみさんの声がまるで
澄み切ったコンプレッサエアのように
吹き付けられます。
そんな、海辺の気持ちよさは、
ゆすにまさてぃ。

りみさんの場所まで必ず続いているから
海いっぱいに注ぐ光に涙も消えます。

キャンプ場にいる時間がますます増える
バックパッカー吉野やです。
by 吉野や 2003/02/18(Tue)


キャンプ場2回目



今夜はキャンプ2回目だよ。
テントは同じだけれど、
精神が違うさ~。

なにかっていうと、松葉杖の利用依存度が
相当に低下してきて、まもなく松葉杖からの
脱却が達成できそうなんだ。

しかし、松葉杖ってヤツは、
かわいいもんだよ。

最初、お医者からあてがわれた時は、
何でこんな棒のようなものをさ、
脇で支えて、歩かなきゃいけないのかって。
己の悲しい顛末の原因を棚に上げて、
自らを助ける松葉杖に辛く当たるような
精神だったのさ。
でも、一日たち、二日経ちして
こいつと付き合って歩いてるとさあ。
松葉杖に語っている自分に気づいたのさ。
どちらかっていうと、強い感謝に似た気持ちさ。
棒なんていって悪かったよ。
よーく見りゃ、おまえのできは、
美しいカーブを描いて地面に触れるところは
十分に強い形になって美しいやつさ。

ありがとよ。松葉杖。
まもなく、病院にお返しだけれど、
忘れんようにするからさ~。

松葉杖でキャンプに来る人なんて
あまりいないかもしれないけれど、
良さに気づいて、この松葉杖と夜を過ごすのも
いいもんだ。

松葉杖をつきながら、りみちゃんの
歌うたをたくさん歌ったさ。
この松葉杖の木には、
おいらのりみさん熱がオイルステインのように
染み付いてら。
by 吉野や 2003/02/15(Sat)


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