コウノトリ Oriental White Stork


赤ちゃんを運んでくるとされるコウノトリ。その姿を見ているとつがいの仲も良く一緒に巣を守る姿は、これが赤ちゃんの話のもとなのかなと思ってしまいます。

コウノトリ
西南向きに見る展示舎は午後はまぶしいです。ここは大体午後に回る場所ですので、やはり逆光はきついです。幸い先に樹木がありますので、樹木で影をさえぎって見る事になります。

巣の上のコウノトリ。コウノトリの求愛行動であるクラッタリングも2羽で一緒にやっていますヨ。 ずっと一緒にいても「愛してるよ」と言っているわけでしょう。偉いな。

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巣の上で休むコウノトリのつがい。雄と雌は体の大きさが少し違うくらいで、雄雌の差がありません。キジだとすぐ判るのですが。

コウノトリ Oriental White Stork

  • 学名: Ciconia ciconia boyciana
  • 分類:コウノトリ目 コウノトリ科
  • 分布:シベリア南東部と中国東北部で繁殖し、冬期は中国南東部に移動する。
  • 生態:水田、河川など広い湿地に棲む。ディスプレイの際などに上下の嘴(くちばし)をたたき合わせてカタカタと大きな音を出すクラッタリングをする。かつては日本でも繁殖していたが、現在は冬鳥をして春に渡来する。国の天然記念物。
  • 食べ物:小動物、小魚、小エビ
よこはま動物園ズーラシアのプレートより転載


コウノトリ
コウノトリは羽を広げると非常に大きいです。相当の重いものでも運べそうというのも、赤ちゃんの話につながっているのでしょう。

コウノトリ
見ていた人があの巣も自分たちで作ったのかな、と話していましたが、土台はともかく小さい枝はズーラシア側が用意したものを自分たちで組んだのかもと思いました。多分。

ポイント
コウノトリは何となくトキと混同している人がいるようです。

コウノトリ Oriental White Stork

  • ★★★☆☆ パフォーマンス
  • ★★★★☆ 可愛さ
  • ★★★☆☆ 見やすさ
  • バードウォチングがブームとはいっても、自然にいるコウノトリを見ることはまず出来ませんので、しっかり見ておきたいものです。
by Explorer よこはま動物園ズーラシア