ニホンアナグマ Japanese Badger


ニホンアナグマはタヌキとよく混同されますが、タヌキはイヌ科、アナグマはイタチ科で色々違いがあります。ニホンアナグマはアナの名前のとおり大きな穴を掘ります。タヌキが寒い日にそのアナに入って寝たりしていて、間違われたりしたようです。

ニホンアナグマ
ニホンアナグマとホンドタヌキは同じ観察小屋の左右からガラス越しに眺められます。こちらが真南を向いたニホンアナグマの観察窓。太陽直撃のまぶしい窓でどうにもなりません。特殊なフードを持参しないと写真も撮れません。


アナグマの歩くコースは決まっています。道なりに来て、去るときは左手の藪を通って行きます。

ニホンアナグマ
この小さな小屋がニホンアナグマとホンドタヌキの観察所。入って左アナグマ、右タヌキ。

ニホンアナグマ Japanese Badger

  • 学名:Meles meles anakuma
  • 分類:食肉目 イタチ科
  • 分布:日本(本州、四国、九州)
  • 生態:森林に住む。足に大きな爪をもち、穴掘りが得意。日中は地下に掘った巣穴ですごす。巣穴の内部は数室に分かれる。大陸に棲むアナグマは大家族をつくり、大規模な地下の巣穴で生活するが、ニホンアナグマでは小規模である。
  • 食べ物:昆虫類、小動物、果物、木の実
よこはま動物園ズーラシアのプレートより転載


ニホンアナグマ
岩の陰から姿を現したニホンアナグマ。丸い小さな耳と黒い目周りがポイントです。

ニホンアナグマ
ちょっと太りすぎなのじゃ、とも思われますが、これで本来の体型なのでしょう。

ニホンアナグマ
この短い尻尾。すべてが丸いイメージです。

ポイント
中央の道を通るのが見えたら必ず岩から出てきますので、そこがシャッターチャンスでしょうか。窓の左手から見たいのですが、まぶしくて。南向きですので、待っても待っても太陽は消えません。

ニホンアナグマ Japanese Badger

  • ★★☆☆☆ パフォーマンス
  • ★★★★☆ 可愛さ
  • ★☆☆☆☆ 見やすさ
  • ともかく太陽がまぶしくて見難いです。アナグママニアは曇りの日がチャンスです。
by Explorer よこはま動物園ズーラシア