大和市最高峰 富士塚登頂04 浅間社富士塚登頂



頂上に登ってみると一つの供養塔が建っていた。文字部分がボロボロと欠け落ちて全てを読み取るのは困難であった。


供養塔にも興味はあったが供養塔を囲んでいる木のうねりの方が興味深かった。5角形の台座に乗る4角形の塔も興味深い。世の中は不思議な事ばかり。


鳥居の台座が残っていた。その先には八王子街道をまたぐ歩道橋が続いている。かつては、街道からここまで登るようになっていたのだろうと想像された。


ご神木として300余年の歴史があったというモミの木の切り株があった。週間マンガ本が捨てられていたので誰かが涼しい場所で読み捨てていったものだろう。モミの木は自然に枯れたもので、ご神木の命と神社移転は関連があるのかもしれない。


三角点



浅間神社跡にこの三角点がある。草で覆われて夏季は見つかりにくいかもしれない。ここには標高の数値はないが、90mとの事である。ただし富士塚はこの標高の上に土を盛ったものなのであと数メートルは高くなる。ただし、あくまで人工的に土を盛ったものなのでカウントするかは微妙なところ。


三角点のとなりに標識が立っている。三角点、基本測量、国土地理院、大切にしましょう三角点、と4面に記してある。
浅間神社跡の三角点


再度、富士塚の山頂から八王子街道を見下ろせば、ここが大和市最高峰であるという感慨も湧く。街道から写真下部の歩道橋で登る事も出来る。