寒川町最高峰登頂記02 塔の塚



道祖神を過ぎるとすぐにななめ左に入る道がある。細い道だが地図で見るとこの道が一番判りやすくて良いようだ。


いくつかの辻を過ぎて酒屋さんの次の辻を左に入る。ここまま行けば塔の塚に出る筈だ。


すると、塔の塚らしき盛り上がりが見えてきた。やけに早いなと思いながら進むとこれは違っていた。坂道はもう少し上まで続いていて塔の塚はもう一つ先だった。

塔の塚


寒川町指定重要文化財十号
昭和五十五年十一月一日指定
伝えによると、明治三十七年廃寺となった安楽寺末観護寺の僧が入定(にゅうじょう)した塚といわれ、別名入定塚ともよばれている。
また 「昔、塚の頂に塔が建っていると南湖の海の魚がその光でにげてしまうということで、魚売りが塚のそばを通るたびに塔を倒したので塔がなくなった」 という伝説も残っている。
寒川町教育委員会



これが塔の塚なのだが塔の塚がある一帯は見渡したところ付近では一番高い場所にあるようだった。一帯は国土地理院の標高20mの等高線の枠内に入っていてその上に載っている塔の塚は25m程度の標高はあると想像された。


ぐるっと周囲を回れたので別の角度からも見てみた。


草が垂れているわけではなく、手前の緑は単なる木。



まあ、犬の様に回りを回ったのもこの立ち入り禁止のため。つまり最高峰を踏む事は出来なかったわけだ。


金網の所まで行って手を伸ばして写真を撮ってみたがこんな感じ。さて塔の塚の事はわかったので標高25mの等高線内にある菅谷神社に行ってみる事にした。