大さん橋から山下公園・中華街を回るコース
山下臨港線プロムナード
海側を見ると高架の遊歩道があって楽しそうに人々が歩いている。これが 「山下臨港線プロムナード」 で、かつての山下臨海線の線路を外して遊歩道として整備したもの。
横浜税関の資料室の前をそのまま進むと、道を渡る信号がはるか先まで無いので、 「山下臨港線プロムナード」 に乗るには横浜税関前の交差点で先に大さん橋側に渡っておく必要がある。
山下臨海線プロムナードに乗るためには税関の建物を回りこむようにして、少し道を後戻りしなければならないが、その道から見える横浜税関の建物は非常に開けて全体が見える。逆光で見難いが 「クイーンの塔」 のドームが確認できる。
これが上の写真では見難かった 「クイーンの塔」 のアップで、横浜税関のシンボルである塔の高さは51mあり、竣工時は一帯で一番高い建築物であったという。
山下臨海線プロムナードに乗るために道を登って行く。
山下臨海線プロムナードに乗れる場所まで登ってくると赤レンガ倉庫がすぐそこに見える。今日は大さん橋に向かうので赤レンガ倉庫ではなく右手の山下臨海線プロムナードから大さん橋を目指す事にする。
それでも赤レンガ倉庫とこちら側の間の運河に架かる鉄橋があって、かつて走っていた山下臨海線のレールが残されている。鉄橋際のプレートによると横浜市認定歴史建造物だそうで橋名は新港橋梁。建造年は1912(大正元)年。設計者は大蔵省臨時建築部とある。
開港の道・山下臨海線プロムナードと記された表札。自転車は押して歩くようにとの注意書きが象の鼻パークらしく像の上に乗っている。
県庁の塔は 「キングの塔」 と呼ばれて、横浜税関の 「クイーンの塔」 横浜市開港記念会館の 「ジャックの塔」 と共に横浜3塔と呼ばれている。
眼下に象の鼻パークが広がっている。山下臨海線プロムナードに乗ってしまうと象の鼻パークへの連絡が悪くなってしまうのと景観上の問題から、この部分の高架部分を撤去のウワサがある。実際山下公園側の高架部分は撤去された。
象の鼻パークは護岸と象の鼻と呼ばれる防波堤で囲まれた湾状になっている。
象の鼻の先端が丸まっている様子が見える。堤防沿いに象の鼻の先端まで行くことが出来る。
臨港線が走っていた場所なので通常の遊歩道のイメージよりは幅が広い。自転車は押して歩けば通行は可能。
象の鼻堤防の先に大さん橋が見える。写真では小さいが実際には、はっきりともっと近くに見える。
大さん橋方面への降り階段。降りなければ山下公園の入口終点まで降りる場所は無い。
一方横浜税関からは下の道を通っても同様に大さん橋に行ける。
海岸通りを歩いて大さん橋に行く場合は、横浜税関前の交差点を渡るところまでは一緒で左に曲がらずに、そのまま前方向に歩いていく。
象の鼻パークが左手にある。山下臨海線プロムナードの高架のために海への景観が邪魔されているのかな? とも思えるが高架が景色に馴染んでいる気もするし、どうしたらいいのだろうか? 山下臨海線の跡そのものが鉄道遺産の気もしてきた。
右手に見える窓の少ない建物が横浜開港資料館新館。裏側に旧館がある。入館には入館料大人200円が必要。
コペンハーゲンの人魚姫のレプリカが開港広場前交差点のレストランの角に設置してある。人魚姫って、こんな世をすねたような顔でしたっけ?後ろの青ペンキがバッタモン風な雰囲気をかもし出している。
開港広場前交差点を左折すれば大さん橋。