は虫類館


野毛山動物園のは虫類館は小さな建物ですが、は虫類が広い飼育場所を必要としないため、驚くほど沢山の種類の動物が展示されています。

野毛山動物園
金色に光る文字で書かれたは虫類館の入口ドア。まあ、ただのドアなんですが、冷暖房をしているので開けっ放しには要注意。


小さなは虫類館を入口から出口まであっという間に御案内します。なんだか混んでますね。

アミメニシキヘビ Reticulated python


野毛山動物園
トグロを巻いたアミメニシキヘビ。頭は真ん中にあるのですが見にくいですね。

アミメニシキヘビ Reticulated python

  • 学名:Python reticulatus
  • 分類:有鱗目 ニシキヘビ科
  • 分布:東南アジア
  • 生態:雌の方が大型になり最大で10m近いものも確認されている。通常は4~5m程のものが多い。水辺を好み、耕作地の他都市部にも出現する。
  • 食べ物:動物
野毛山動物園探検隊より

カミツキガメ Snapping turtle


野毛山動物園
水槽の中を左右に泳ぎ続けています。もともと陸には殆ど上がらないそうですので本人はこれで良いのかな。


ビデオでカミツキガメが泳ぐ様子が見れます。左右に行ったり来たりするだけですが大型のカメなので迫力はありますよ。

カミツキガメ Snapping turtle

  • 学名:Chelydra serpentina
  • 分類:カメ目 カミツキガメ科
  • 分布:北中米大陸
  • 生態:産卵以外は常に池や川などの水中ですごす。凶暴に思われているが性質は臆病。窮鼠猫を噛むの亀版ともいえる。
  • 食べ物:雑食性で水中にあるものは動植物にかかわらず殆どを食べる。
野毛山動物園探検隊より

ケヅメリクガメ African spurred tortoise


野毛山動物園
動いているような動いていないようなケヅメリクガメ。育てやすいのでペットにしたりするのですが、甲羅が50cmほどに巨大化して慌てたりするようです。

ケヅメリクガメ African spurred tortoise

  • 学名:Geochelone sulcata
  • 分類:カメ目 リクガメ科
  • 分布:中部アフリカ
  • 生態:砂漠やサバンナに住むため水はまず飲まない。夜行性で昼間は暑さから逃れるため穴の中に隠れている。
  • 食べ物:葉、果実、植物
野毛山動物園探検隊より

ヨウスコウワニ Chinese alligator


野毛山動物園
まったく動きませんので殆ど熱エネルギーを使っていないのではないでしょうか。究極の省エネ人生です。

ヨウスコウワニ Chinese alligator

  • 学名:Alligator sinensis
  • 分類: ワニ目 アリゲーター科
  • 分布:中国揚子江
  • 生態:水辺に巣穴を掘って棲む。西遊記の沙悟浄のモデルとの説がある。尻尾を入れても1.5m程で性格も大人しいワニです。
  • 食べ物:小動物、小魚、甲殻類、昆虫類
野毛山動物園探検隊より

キューバワニ Cuban Crocodile


野毛山動物園
白黒のまだらが綺麗なワニなんです。ほとんど動きません。

キューバワニ Cuban Crocodile

  • 学名:Crocodylus rhombifer
  • 分類: ワニ目 クロコダイル科
  • 分布:キューバの一部の沼と島
  • 生態:かつてはカリブ海全域でみられたとされるが現在はキューバの一部でのみ確認される絶滅危惧種。比較的小型のワニで通常2mを少し超える程度。尾の力で飛び上がり水辺の枝にいる小動物を獲る事が知られている。
  • 食べ物:小動物、小魚、甲殻類、昆虫類、貝類
野毛山動物園探検隊より

メガネカイマン Spectacled caiman


野毛山動物園
メガネカイマンの赤ちゃんが生まれました。大きくならなきゃ家で飼っても良いんですけどね。

メガネカイマン Spectacled caiman

  • 学名:Caiman crocodilus
  • 分類: ワニ目 アリゲーター科
  • 分布:中南米
  • 生態:雄が2mを超えるのに対して雌は最大1.4m程度。適応能力は広く、流れの強い河川や汽水域でも棲む事が出来る。
  • 食べ物:小動物、小魚、甲殻類、昆虫類
野毛山動物園探検隊より

ガルフコーストハコガメ Gulf coast box turtle


野毛山動物園
ハコガメの仲間は首を引っ込めると下の殻がぴったり閉まって箱のようになります。

ガルフコーストハコガメ Gulf coast box turtle

  • 学名:Terrapene carolina major
  • 分類:カメ目 ヌマガメ科
  • 分布:アメリカ合衆国メキシコ湾沿岸
  • 生態:成長すると20cmの甲羅を持つ、北米のハコガメの中では一番大きい種類になります。
  • 食べ物:小動物、小魚、甲殻類、昆虫類、貝類、葉、果実
野毛山動物園探検隊より

グリーンイグアナ Green iguana


野毛山動物園
ペットとしても人気が有るグリーンイグアナ。

グリーンイグアナ Green iguana

  • 学名: Iguana iguana
  • 分類:有鱗目 イグアナ科
  • 分布:中南米
  • 生態:最大で2m近くなる、イグアナの中では大型の種類。 子供の頃のほうが緑が強く綺麗。樹上でよく見られ泳ぎは非常に得意。
  • 食べ物:葉、果実、花
野毛山動物園探検隊より

ミズオオトカゲ Water monitor


野毛山動物園
尻尾が長いので全長は1m近くあるのではないでしょうか。


壁を登ったりするミズオオトカゲ。結構ワイルドに暴れています。

ミズオオトカゲ Water monitor

  • 学名:Varanus salvator
  • 分類: 有鱗目 オオトカゲ科
  • 分布:東南アジア
  • 生態:水辺に住みマングローブ林などに潜んでいる。木に登るのも泳ぎも非常に上手。地面に巣穴を掘って棲む。
  • 食べ物:小動物、小魚、甲殻類、昆虫類
野毛山動物園探検隊より

フトアゴヒゲトカゲ Central bearded dragon


野毛山動物園
もともと昼行性のはずですが、他のトカゲ類と一緒にライトの下で暮らしています。

フトアゴヒゲトカゲ Central bearded dragon

  • 学名:Pogona vitticeps
  • 分類:有鱗目 アガマ科
  • 分布:オーストラリア東部
  • 生態:乾燥した森林や砂漠に広く生息する。頭が大きく顔の左右から名前の通りヒゲのような突起が多くある。飼いやすいため、ペットとしても数多く流通しているが、共食いをするため単独で飼育する。
  • 食べ物:昆虫類
野毛山動物園探検隊より

ボアコンストリクター Red tailed Boa


野毛山動物園
何だかすごいですねえ。頭は手前から左上に折り曲げた、黒い模様の無い三角にとがった部分です。上下真ん中、左から80ピクセル位の部分。わかるかな。

ボアコンストリクター Red tailed Boa

  • 学名:Boa constrictor
  • 分類:有鱗目 ボア科
  • 分布:中南米アメリカ
  • 生態:最大で5mを超えるが、通常は2~3m程度。ボアの仲間は卵ではなく幼体で出産し、一度の出産で4、50匹の幼体を産む。
  • 食べ物:動物
野毛山動物園探検隊より

エミスムツアシガメ Asian forest tortoise


野毛山動物園
大型になるのでペットには向きません。

エミスムツアシガメ Asian forest tortoise

  • 学名:Manouria emys
  • 分類:カメ目 リクガメ科
  • 分布:東南アジア
  • 生態:甲羅が60cmにもなる大型のリクガメ。リクガメだが水辺を好み水にもつかる。
  • 食べ物:葉、果実、花の他、小動物、昆虫類も食べる
野毛山動物園探検隊より

パラグアイメガネカイマン Paraguay Spectacled caiman


野毛山動物園
メガネカイマンと一緒の場所に展示されています。

パラグアイメガネカイマン Paraguay Spectacled caiman

  • 学名:Caiman crocodilus yacare
  • 分類:ワニ目 アリゲーター科
  • 分布:南米パラグアイ
  • 生態:メガネカイマンにごく近い仲間で下あごの黒い斑点に特徴があります。
  • 食べ物:小魚、水生脊椎動物
野毛山動物園探検隊より

メガネカイマン Spectacled caiman


野毛山動物園
こちらはメガネカイマンの大人です。上の水槽の子供はこのワニの子供なのでしょうかね?

メガネカイマン Spectacled caiman

  • 学名:Caiman crocodilus
  • 分類: ワニ目 アリゲーター科
  • 分布:中南米
  • 生態:雄が2mを超えるのに対して雌は最大1.4m程度。適応能力は広く、流れの強い河川や汽水域でも棲む事が出来る。
  • 食べ物:小動物、小魚、甲殻類、昆虫類
野毛山動物園探検隊より

ワニガメ Alligator snapping turtle


野毛山動物園
オシドリの雌はちょっと地味な感じになりますが、こちらも綺麗です。

ワニガメ Alligator snapping turtle

  • 学名:Macroclemys temminckii
  • 分類: カメ目 カミツキガメ科
  • 分布:アメリカ合衆国東南部
  • 生態:甲羅が最大で80cmにもなる巨大ガメ。怒らせると強靭なアゴで噛み付き危険な事で知られる。
  • 食べ物:魚類、甲殻類、は虫類、両生類、水草、果実
野毛山動物園探検隊より

インドガビアル Indian gharial


野毛山動物園
クジラのイッカクに似た細くとがった口吻(こうふん)を持っているインドガビアル。

インドガビアル Indian gharial

  • 学名:Gavialis gangeticus
  • 分類: ワニ目 クロコダイル科
  • 分布:インドと近隣諸国
  • 生態:産卵以外は水中で暮らす。細長い口吻(こうふん)に特徴があり、そこには細かくとがった歯が50本以上付いており、獲物の捕獲にも役立つ。
  • 食べ物:ネズミ、鳥類の巣の卵
野毛山動物園探検隊より

横浜の里山で見られるは虫類


野毛山動物園
横浜の里山で見られるは虫類として、ニホンカナヘビ、ニホントカゲ、ニホンヤモリ、アオダイショウ、シマヘビ、クサガメ、ニホンイシガメ などおなじみのは虫類がまとめて展示されています。

アオダイショウ Japanese Rat Snake


アオダイショウ
舌を震わせるアオダイショウ。緑がかった体と丸い目が可愛らしいと思おうと思えば思えるかもしれない。

アオダイショウ Japanese Rat Snake

  • 学名:Elaphe climacophora
  • 分類:有鱗目 ナミヘビ科
  • 分布:日本
  • 生態:樹上性が強く人里近くに住み家の中にも上がりこむ。毒性は無くネズミを捕るので大切にされる地域も多い。日本本土のヘビとしては最大型で、全長2メートル程になる。
  • 食べ物:ネズミ
野毛山動物園探検隊より

シマヘビ Japanese striped snake


シマヘビ
舌を出すシマヘビ。

シマヘビ Japanese striped snake

  • 学名:Elaphe quadrivirgata
  • 分類: 有鱗目ナミヘビ科
  • 分布:日本
  • 生態:あまり木には登らず地表で暮らす。 全体が細身で体があまり広がらないため、体よりあまり大きなものは飲み込めない。産卵期は7,8月。
  • 食べ物:カエルなどの両生類、ネズミ、小鳥
野毛山動物園探検隊より

インドホシガメ Indian star tortoise


野毛山動物園
照明で模様が見にくいですが、綺麗な放射状の模様があります。

インドホシガメ Indian star tortoise

  • 学名:Geochelone elegans
  • 分類: カメ目 リクガメ科
  • 分布:インド、スリランカ、パキスタン
  • 生態:雨季がある地方に生息するため、リクガメだがある程度の湿度と水分が必要である。模様が綺麗なためペットとして流通する事が多いが、原産地では輸出を規制している。
  • 食べ物:葉、果実、花
野毛山動物園探検隊より

インドセタカガメ Indian Roofed Turtle


野毛山動物園
甲羅の天辺の後ろに 向いた数本の突起に特徴があります。お腹の斑点も特徴があり、首の細い筋模様も変わっていますので、すぐわかるかと思います。

インドセタカガメ Indian Roofed Turtle

  • 学名:Kachuga tecta
  • 分類: カメ目 ヌマガメ科
  • 分布:インド北部、バングラディシュ、パキスタン
  • 生態:静かな水辺を好み日光浴の大好きなカメ。雌のほうが雄よりも大型になり甲羅は20cm程度に成長します。
  • 食べ物:水草、甲殻類、貝類
野毛山動物園探検隊より

ホウシャガメ Radiated tortoise


野毛山動物園
放射状の模様は大きくなるにつれてだんだん薄くなる。子供の模様が美しい事から人気があるが、当然ながらワシントン条約で流通は厳しく規制されている。

ホウシャガメ Radiated tortoise

  • 学名:Geochelone radiata
  • 分類: カメ目 リクガメ科
  • 分布:マダガスカル島南部
  • 生態:雄よりも雌の方が大きくなり甲羅の長さは最大40cmになる。名前の通り盛り上がった甲羅に放射状の美しい模様がある。
  • 食べ物:葉、花、果実など植物類
野毛山動物園探検隊より

ボールニシキヘビ Ball python


野毛山動物園
ニシキヘビの中でも大きくならないためペットとして人気がある。性格もおとなしいので人間に危害を加えることはまれとされる。

ボールニシキヘビ Ball python

  • 学名:Anas laysanensis
  • 分類: 有鱗目 ニシキヘビ科
  • 分布:アフリカ大陸中西部
  • 生態:ニシキヘビとしては小型で最大に大きくなっても2m程度。草原やサバンナに生息するが、性格はおとなしい。
  • 食べ物:小動物、鳥類
野毛山動物園探検隊より

ヘサキリクガメ Angulated tortoise


野毛山動物園
この魅力的な甲羅が乱獲された理由なのでしょう。

ヘサキリクガメ Angulated tortoise

  • 学名:Geochelone yniphora
  • 分類: カメ目 リクガメ科
  • 分布:マダガスカル島北西部の一部のみ
  • 生態:世界で最も絶滅に近いとされるリクガメ。雄は雌よりも大きくなります。
  • 食べ物:葉、果実、花
野毛山動物園探検隊より

ヒョウモントカゲモドキ Leopard gecko


野毛山動物園
ガラスの外側に厚紙のカーテンがめくれるようになっています。夜行性なので昼の光が嫌いのようです。

ヒョウモントカゲモドキ Leopard gecko

  • 学名:Eublepharis macularius
  • 分類: 有鱗目 トカゲモドキ科
  • 分布:インド北西部、パキスタン、アフガニスタン
  • 生態:夜行性で昼間は岩陰や穴などに隠れている。尾も頭の形に膨らんでいて、ちょっとみると、どちらが頭かわからない。
  • 食べ物:小動物、昆虫
野毛山動物園探検隊より

エジプトリクガメ Egyptian tortoise


野毛山動物園
大きさが手ごろなためペットとして乱獲され激減した。ワシントン条約で輸出入が規制されている。

エジプトリクガメ Egyptian tortoise

  • 学名:Testudo kleinmanni
  • 分類: カメ目 リクガメ科
  • 分布:エジプト、リビア
  • 生態:最大でも13cmほどにしかならない小さなリクガメ。乾燥した草原などに生息し朝夕に活動する。
  • 食べ物:葉、花、果実
野毛山動物園探検隊より

ポイント
臭いを気にしなければ、冬は暖かく、夏は涼しいので、中でひと休み。でもちょっと狭いんです。

ポイント

  • ★☆☆☆☆ パフォーマンス
  • ★★☆☆☆ 可愛さ
  • ★★★★★ 見やすさ
  • 近いだけに見にくい事はありません
野毛山動物園探検隊より