「なかさちや」写真館
店主にいばの撮影日記
当写真館は開店間もないのですが、何人かのお客様にご利用いただきました。
一番リクエストが多いのは、なんと言っても姫様との2ショット写真です。それもあの「赤白唄垣」(紅白歌合戦とも言われていますが・・・。)の時の装束をお召しになっていらっしゃるりみ姫様とです。お写真を撮り終えた後の皆さんは、それはもうとてもお幸せそうで、にこにこでお帰りになります。
変わったお客様としては、昨日、「リミ水中タクシー会社」のドライバーのウミガメさんがいらっしゃいました。「どんなシチュエーションでお撮りしましょうか?」とお尋ねすると、一瞬ため息をつかれた後、「実は、私には一緒に旅をした兄弟はたくさん居るのですが、ウミの母に出会ったことがありません。今、どこの海を泳いでいるのかも判らないので、今日は、その母と一緒に写りたいのです。」とのことでした。
早速、「時空間超越写真機」をセットし、シャッターを切り、現像にまわしますと、ちゃんとお二人で写っていました。ウミガメさんは「母は、今インド洋をりみ島に向って泳いでいると言ってました。この夏には、会えるとのことですので今から楽しみです!」と言って、お帰りになりました。
皆さんに喜んでいただけるこのお店を始めた幸せを感じております。
Daybook by Super店長 にいば
店主にいばの撮影日記 2
吉野やさん
今日、お隣りの『松富島』の本島「竹富島」へ行って来ました。と言っても時代は元文3年(1738)です。安里屋の『クマヤ』ちゃんの家は、島の誰もが知っているので、すぐに判りました。
さすがに「いみしゃから美り生りばし 小さから白さ産でぃばし」と言われているだけあって、とっても可愛い、そう、りみ姫様にそっくりの女の子でした。満(で言えば)16歳?だそうです。
早速、「りみ島の吉野やさんと言う方が、あなたと『南蛮札あそび』をしているところを、写真に撮りたい」とおっしゃっているのですが、如何でしょうか?」とお願いすると、「首里のお役人でなければOKさ~!」とご快諾いただきました。(なんでも先日、首里のお役人が来て、嫌な思いをしたんだそうです)
又、話を聞いたご家族も、「お名前に『や』が付くとは、他人とも思われぬ!」とおっしゃって喜ばれ、お土産に持参した「南風」をお聴かせすると、「本物の『唄者』だ!」と腰を抜かされました。
そうこうするうちに、島中の人も集まり、帰りにはおめでたい「鷲ぬ鳥節」を歌ってくれました。
という言う訳で、アポ取れましたので、いつでもご来店下さいませ。
Daybook by Super店長 にいば