2人の歌姫へ


高橋真梨子さんは至上の歌姫なのだけれど
個人的に、この人の様になって欲しいと思う人もいる。
歌い手にとって長く歌い続けられるという事は大変な事だ。

1936年アテネ生まれの世界の歌姫ナナ・ムスクーリは
2000年の今でも健在です。
先日、松嶋菜々子さん(綺麗な人だね)主演のTBS3夜連続スペシャルドラマ
「100年の物語」のテーマ曲にオンリーラブが流れ
相変わらずの歌声にうっとりしました。
菜々子でナナだったのかな。
もちろん今年の録音ではありませんが。

何となく高橋真梨子さんにも
ナナ・ムスクーリのような歌手人生をとの思いを込めて
2人を並べてみました。
  ナナ・ムスクーリ 高橋真梨子


1934年10月13日
ギリシャ、アテネ
私の誕生日は1日違いの14日
時差を考えると一緒かもしれない?
1949年3月6日
福岡県 博多
私の妻の誕生日は3月20日
3月は希望の季節です。

パリが中心 東京中心。



ずっと年平均100回のコンサートを
こなしてきた。
60過ぎてからはさすがにやってないみたいですが。 特に振り付け無し。
歌一本。
毎年全国ツアー
スクールメイツ出身なので踊りは上手という噂もあるが、やはり歌一本。

録音した曲は1350曲。
総売上枚数は200,000,000枚。
簡単に書くと2億枚です。
高橋真梨子さんは確か300曲くらいだったと思います。
敵は世界を相手にセールスしているからなあ。真梨子さんも頑張っています。


まさに正統的。
テクニックは完璧。
常にベストを求め完璧を目指す。
無駄な抵抗はせず期待を裏切る事が無い。

地中海の空の様に透明 ハスキーでちょっとセクシー

広いのかもしれないが
あまり無理していない。
ジャズの発声なので
上は使わない。

フランス人では無くフランスデビューが23歳の時だったにもかかわらず、彼女のフランス語の発音はフランス人より正統的なフランス語と言われていた。英語もドイツ語もラテン語でも、何を歌うときも言葉がはっきり聞こえるのが最大の魅力です。 高橋真梨子さんの日本語はよく聞こえます。意味も解るし感情が入っても言葉が崩れない。日本語はもともと歌に向いているとはとても言えない言葉なのでこれはすごい事だと思います。

100年の物語(オンリーラブ)
向田邦子終戦記念ドラマスペシャル
「あさき夢見し」 (アルハンブラの思いで)
火曜サスペンス劇場(ごめんね・・・、幸せのかたち)
はぐれ刑事純情派(フレンズ)
噂の!東京マガジン(とまどい小夜曲)
 他
C
M
???ダイアモンド(アメージング・グレース)
コーヒーのコマーシャル(花売り娘、メーカー忘)
 他
清酒 白鶴(恋ことば 、Silent Love)
ユニマット(そっと…Lovin' you、Sincerely)
 他





シャンソンのほか、ギリシャ民謡、フランス民謡、クラシックまで。
何と今年の夏、クラシックのフルオーケストラをバックにした「喜びの歌~クラシック名曲集/ナナ・ムスクーリ」が日本でもリリースされました。年を考えると・・・スゴイ。
完全にバラード中心。日本の民謡はあまりに発声が違うので歌わなくて正解です。歌うつもりもないでしょうけれど。
クラシックも向いていないですね。
真梨子さんは今のままで良いと思います。

私生活は知らないので判らない。ファンとして見た感じでは最高の性格だと思います。 私生活は知らないので判らない。ファンとして見た感じではやっぱり最高の性格だと思います。


バックバンドの一人。作、編曲、演奏と完全サポート。 これは、同じですね。やはり歌姫はご主人の全面サポートがあってこそでした。






黒ぶちめがね。絶対はずさないので有名。以前フランスのテレビで司会者がマジに外してみてとしつこく迫っていたが頑として外さなかった。 トレードマークは何ですか?
可愛い目かな?何だろう???
黒い髪かな。
時々変わるけど・・・・?



第1線で歌い続けて40年。
こんなに衰えを知らない歌手はいません。スーパー・ウーマンと言われています。
我が国で彼女の年代まで第1線で活躍し続ける歌手は少ないです。
でもまだまだ上がいた。
めざせ ナナ・ムスクーリ。


比べたつもりが共通点があったような、無かったような?
ただ、長く歌い続けて欲しいという私の希望になってしまいました。
真梨子さんなら出来ると思います。
気負わないで普通に歌っていたら何時の間にか・・・
アレレといった感じで。
アレレ。